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私事自己愛。

引き出しがたくさんあるなんて、
カッコいいもんじゃない。


ごちゃまぜに放り込まれた、
鍵のない箱だけが、
ここにあるかんじ。



キラキラした想い。
やわらかな記憶。
穏やかな愛情。
荒々しい想い。
棘だらけの記憶。
窮屈な詩情と私情。



ご覧の通り、
キレイなものだけじゃない。

だから宝箱かと思ったら、
ビックリ箱に。
突如、
化ける。

陰と陽。
明と暗。
冷静と情熱。
ネガとポジ。


………



誰しも、持っているものだが。

物事を認知するとき、
かなり隔たったふたつの極を、
同時に捉える。
そして、どちらもひたすら内省し、
落とし込む。

幼い頃から、そうだった。
グッドエンドもバッドエンドも、
同時に落ちてきて、
同時に遥か彼方へ隔たって、
絶対に近づけない。
内面に沸き上がる感情は、
その落差激しく、渦巻く。




そうしてわたしのこの特徴が、
外側に出てしまった日には。
人から言わせれば大きなギャップ。
チカチカするようなコントラスト。
客観的に考えてもそうだろうと思う。




『振り幅が大きすぎない?』


『どれが本当のあなた?』


『本当はそういう人だったんだね』



そういう人ってどういう人だよ。
愚問を投げかけられた過去。



何ら違和感なく存在するのに、
理解されない。
だからどちらかを押さえつけて、
葛藤した日々。


ひとりで遊ぶシーソーのよう。
極の隔たりが大きかろうと、
ふたりいなければ、
均衡は取れない。


過去のあの人に、教えてあげたい。





















『残念でした。ぜんぶ、"わたし"。』






















今ならわかる。
統合に挑み、
楽しみ、
魅せるための、
でかすぎる乖離。



『だって、その統合、
簡単だったら、
つまんないじゃん?
楽しもうよ。』



って、
選んできちゃったこと。



おかげで、
わたしは自己表現の重要性を知る。


閉じ込めておけない。
窮屈で、感性が死んじゃう。
苦しかった。ずっと。


だから、
ごちゃまぜに放り込まれた、
鍵のない箱…
否。蓋もどっかいっちゃった、
無法地帯から。


飲み込んで痛かった想いを、
取り出して。
解き放つ術が、書くこと。


書くことができて、
今、幸せ。



こんな自分を今は、
宇宙で一番、
愛せる。


遠回りした。
不器用だよ。
あーめんどくさい。


しかし。
愛すべき。
私事な、
これは自己愛。




flag *** hana



今日もありがとうございます♡


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