【芸術史講義(近現代)4】A評価 京都芸術大学 アートライティングコース
京都芸術大学通信教育部 芸術学部芸術学科アートライティングコースで5年間の学びを終え、少しずつですがライターの仕事をしています。
今回、5年間の学びの中で「S評価」と「A評価」だったレポート全文を有料で公開してみようと思います!皆さんの学びや参考になれば嬉しいです。
※コピペ・著作権の侵害となる行為はご遠慮ください。
【芸術史講義(近現代)4】 A評価 80点 ※参考文献の記載なし
1~15章を通じて学んだ中からテーマ(作家、作品、事象など)を二つ選び、それぞれの特質と相互の比較、関連について合わせて1200字で述べて下さい。
(選択するのは同じジャンル内の異なるテーマ二つでも、異なるジャンル1つずつでも構いません)
第4章の“環境”から、ジョン・ケージの「4分33秒」と「BGM」について、それぞれの特質・相互の比較・関連について述べる。
まず、ジョン・ケージの「4分33秒」は、それまでの“音楽”の概念を変えた作品であり、ケージ以前に「これは音楽か?」、「音楽とは何か?」を人々に考えさせ、意識させた人物はいなかったのではないかとも言われている。そう思わせたのは、この「4分33秒」が、奏者が何も演奏しないという今までにない特質を持った作品だったからである。さらに、故意に何も音を発さ
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