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秋ですね。はじめての本デザインが実りました。

ハンガーです。デザイナーの方です。

実りました!夢への一歩!念願の、はじめてのお仕事ブックデザイン!(わわわわわ!)

『これがわたしのふつうです』橋本シオン著 あきは書館より

(左から、裏表紙カバー、表紙カバー、本体表紙)

大学時代からの友人が詩人として活躍していて、初詩集を出すとのことで、お声掛けいただきまして!

いつか装丁のお仕事がしたい!って公言し始めた矢先だったので、本当に驚き嬉しくて!(声に出すって勇気いるけど大事なんだなあ) 著者も出版社さんもデザイナーも手探りながら張り切って、出版までにまるっと一年ちょいかかってしまいました。
 
詩集には特に珍しい、自分の写真を使ったデザインにしたいということ、私詩集だということ、初出版で全部入れだということで、
テーマを『ありのままの』として、本人の生まれたままの姿をエコー写真風にカバーデザインしました。体張ってます。ドキドキしちゃう。※水着です念のため

(カバーデザイン。著者ありのままなエコー写真風。)

(女性の裸を持ち歩くのが恥ずかしいシャイな人向けに、カバーを外した表紙はとってもシンプルです。ボール紙風のグレー紙に白インク一色でできるだけシンプルに、ありのままに、を表現。)

(背表紙のお姿。ちらっと見える白がお気に入りです)

(中面ちらり。表紙・見返し・扉は、同じ紙の色・厚み違いのモノトーン揃え。「わたしのふつう」について白黒はっきりつけず行ったり来たりしてるイメージ。扉は黒紙に白インクベタでロゴを浮き出してます。)


装丁は、紙から印刷から色々挑戦させてもらって、中までこだわりモノトーンなかっこいい本になったかと思います。(今回は本文除くカバー〜扉までデザイン担当)もちろん詩も格好良いです。下手な感想ながらですが、強さと弱さと東京と今とちょっぴりノスタルジックと、って、感じ!とっても現代な詩です!

(最後にSPECIAL THANKS! 実の娘のエコー写真です。これでもかと参考にし、懐かしみ、愛でました)

 

それにしてもブックデザイン、手にとって直接買われる・飾られる分、考えることがとても多く視点も少し違っていて、悩みながらもとても楽しかったです。
「本はモノだからね 平面で考えちゃだめだよ」と教えてくれた恩師に感謝。精進いたします。

 

 

著者紹介(本人twitter @inu_crabより)

橋本シオン メンヘラサブカルクソ詩人/初詩集『これがわたしのふつうです』あきは書館/鉄塔、アイドル、アニメ/白鳥省吾賞受賞/詩と思想投稿欄最優秀作品、新鋭詩人/詩と思想新人賞入選/ココア共和国/202号室賞

 


○そしてお知らせ○
 

今月末から出版記念の企画展が開かれています。

『これがわたしのふつうです』展
10/28,29, 11/1-11/7 14-20時【無料】 @板橋のギャラリー"Artco"にて。

『これがわたしのふつうです』展 特設サイト
開催場所、板橋ギャラリーArtcoサイト

著者本人による詩集の販売 (特典&サイン入)\ 表紙カバーのオフショットや撮り下ろしの写真展示 \ 日藝演技コース出身の役者さんゆきまる君による詩の朗読イベント\ 

そして わたしは本案に決まるまでに張り切りすぎてやたらと作ったロゴ案をメイキングとして展示予定です。


もう始まっているのでお写真など改めてあげますが、簡単なお知らせとさせていただきました。

夫婦して制作と生活を毎日がんばっています。 もしもしもサポートいただけたらより一層がんばります!みなさまの手元に作品をお届け続けられるよう、、、!