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介護サービスの質、維持できるのか? vol.2

おはようございます!!
今日は火曜日ですので、“介護業界の話”をしたいと思います。
是非最後までお付き合いください。

(文字数:1731文字 所要時間:5分程度)

本日は先週火曜日のテーマの続編として「介護サービスの質、維持できるのか?」というテーマで話をしていきたいと思います。

先週の記事はこちらです。
合わせてお読みください!

1,介護職員の人員不足問題とサービスの質低下

2,教育機会や研修参加率の低下

3,利用者・家族の満足度の低下

4,新たな技術活用の停滞

と上記4点が
日本全国で
同時多発的に
発生していると先週火曜日の記事でお伝えしました!
今週はこの問題点に対しての解決策を探っていきたいと思います!

1,介護職員の人員不足問題とサービスの質低下

この点においてはまずは、給料面での待遇の向上が一番ではないでしょうか?以前に比べると処遇改善手当等は増えており、待遇は良くなったとは思いますが、まだまだゆとりを持った生活ができているかというと、少ないですよね。最近は日本生命に買収されたニチイさんが土日祝休み・10時~17時+フレックス制で60~80万&期末賞与という破格の給与設定を出している記事を目にし、「ホンマでっか!?」と一人突っ込んだ記憶があります。
ただ、これぐらいのインパクトを以てして、介護業界への注目度を上げていくのも一つの手だと思いました!

2,教育機会や研修参加率の低下

通常業務が忙しかったり、人材不足の中で、職員を研修に出す余裕のない事業所は多いのではないでしょうか?
私の勤める職場も実際のところは、研修に行ってもらう余力はほとんどなく、法人内で開催される介護技術研修に何とか新人職員を出せている状況。
研修の内容にもよりますが、ZOOMでのオンライン講座での開催なら何とかなるか。と思っています。
あとは働く職員の意欲向上のため、研修を受けることで、研修参加手当みたいなインセンティブを導入するとかですかね。。。
私の勤める法人では、認定制度として、「認知症」「看護」「リハビリ」「栄養」の4科目の試験を行い、1領域ごとに給与がアップする仕組みを取り入れ、4領域すべて合格するとユニホームが変わり、給与もしっかり上がるような制度を採り入れ、職員のモチベーション向上につなげています。

3,利用者・家族の満足度の低下

サービスの質低下から利用者や家族への満足度低下に繋げないためには、いかに、利用者や家族との会話機会を設け、フィードバックすることで、現状態の説明や今後の展開等を明確にしておくことが必須だと考えています。実際に介護サービスを提供する介護職員や看護職員やリハビリ職員等との方向性のすり合わせや、そのサービスの透明性をいかに利用者や家族に話ができるか。この辺は相談員の役目となってくるので、この相談員がどれだけ他職種と連携を図れるか?が肝になってきそうです。

4,新たな技術活用の停滞

この問題については、まずはしっかりと導入のための補助金や助成金の活用が第一ですね。それなりに申請の手間はかかると思いますが、政府や自治体からの支援は必要不可欠です。
次に導入後「どのように活用していくか?」という道筋をしっかりと立て、効果と課題の検証をしっかりとしておくべきだと考えています。実は私の職場でも「補助金がでるから」と、各事業所、3~4個のi Pad airが法人から支給されたのですが、、、ほとんどのi Padは管理者のデスクに眠ったまま。なぜかというと、配布時にZOOMだけ入った状態で、それ以外のアプリは取れないのです。。。ID・PASSが周知されていないので・・・
「意味あるぅ~?」と心の中で連呼しましたが、これはまさしく、
『導入後の活用方法』の検証をしていなかったためですね。
ITを導入するなら、この活用方法の検証が必須。その後、職員への使い方やリスク等の研修等も必要になってきますね。

今日は、先週の問題提示に対しての解決策を提案してまいりました。皆さんの働いている職場はいかがでしょうか?是非コメント欄に事業所の問題やこれできてます!みたいな強みを書いていただければ嬉しいです!!!

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ではまた!!

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