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物事の見方や考え方を変えても無駄。メンタルを整えるために大切なこと。
“思考法”は
万能ではない。
多くの人が、何か問題に直面したときに、思考法頼りになるんですよ。
「物事の見方を変える」「考え方を変える」というのが思考法になりますが、この世の中ってそんなことをしたぐらいじゃ、何も解決しないとが多々あります。
むしろ、思考法って思っている以上に役に立たないし、世の中の大半のことって「物理的になんとかしないと解決できない」ことの方が多いです。
でも、その事実を知らない人ほど思考法に頼りたがるし、その結果、どうにもなってないというケースがあまりにもよくあります。
極端な例を出すと、不倫沼から抜けられなくて悩んでいる女性がいるとします。
友達に相談しても「別れろ」としか言われないので、恋愛のプロに聞くことにしました。
相談者
「彼と付き合いながら、依存せずに離れていける方法はありませんか?」
恋愛のプロ
「ないですね。別れるしか方法がありません」
相談者
「それができないから困ってるんです。考え方を変えたりして、何とかなりませんか?」
僕がカウンセリングをしていて、ここまで食い下がられたことはないですが、恋愛カウンセラーという仕事をしていると、こういったケースはあるあるの事例なんですよ。
相談者であるこの女性は、そもそも自分がおかしいことを質問しているということに気づいてないし、楽してどうにかできる魔法のような方法を探してるんですよね。
なぜなら彼女の質問は、アルコール依存症者が「酒飲みながらアル中を治せねえか?」と言ってるのと同じことだからです。
つまり、物理的に接触を断たない限り、依存と執着からは開放されないということです。
役に立たない思考法を
推奨する発信者。
僕が提唱する「クズメン断絶セラピー」では、こういった女性が自力でつらい恋愛を断ち切れるよう、物理的アプローチにこだわって執筆いたしました。
「参考記事」
未来がなくどうにもならない関係なのにしがみついている状態を、僕は“執着恋愛”と呼んでいるのですが、その渦中にいる女性ほど、次の質問がすべて「NO」になるんですよ。
一日の必要な栄養はちゃんと足りていますか?
お通じは良いですか?
背中に張りやこりがなく正常な状態ですか?
骨盤は歪んでいませんか?
一日7時間以上の睡眠を取っていますか?
それもそのはず、執着恋愛の真っ只中にいる女性は、
全体的に覇気を感じられない
肩が前に出て猫背気味
顔色がよくない
目線が真っ直ぐではなく伏し目によくなる
言葉の語尾が弱々しい
これら5つもテンプレなので、「体調が良くなさそう~明らかに体調が悪そう」に見えるからです。
一般的な恋愛依存克服マニュアルって、こういった身体の状態をフル無視で、思考法メインで書いてあるんですよ。
あとはせいぜい、一時しか効果がないような執着を手放すワークや、呼吸法が掲載されているぐらいではないでしょうか。
たしかに、呼吸法は大事ではありますが、もっと物理的に体調を良くするためのアプローチ法ってあるじゃないですか。
「健全な精神は健全な肉体に宿る」と言われているように、精神を安定させたいなら、それを可能にさせる器が必要になるというわけです。
健全な心を取り戻したい
女性がわかっていないこと。
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