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エネルギーバンパイアを超える“あれな人”の存在とは?
住んでる場所で
その人の格を決める京都人。
僕は京都出身ですが、京都人って、住んでる地域でその人のランクを決めるところがあります。
とくにこの傾向は年配者に多くて、治安が悪い場所に住んでいると、自動的に“育ちが悪い人”と決めつけられることも珍しくありません。
おそらくこういう考え方って、全国どこにでもあると思います。
でも京都は、日本で一番部落地域が多いとされている街でもあるので、余計に根強いのかもしれません。
でも僕は、子どもときからこの考え方が嫌いでした。
人をそんな風に格付けするのはどうかと思うとか、そんな善人的考えではありません。
住んでる場所の治安が悪いだけで、その人の悪口を言い続ける大人たちがダサいなと思ったからです。
ほかに話すことないんかって思ったんですよね。
でも、実際治安が悪いところに限って“あれな人”が多いのもたしかで、そういう人に遭遇するとドン引きすることも珍しくありませんでした。
柄が悪いとかそういうレベルではありません。
目がイッちゃってるとか、捨てるものがなさそうに見える人が、実際にいるんですよ。
つまり、“住んでる世界がそもそも違う人種”が、治安が悪いと言われる場所にほど存在するんですよね。
そういう人種に遭遇して、何度か怖い目に遭ったことはありますが、それでも、住んでる場所で人を判断することはありません。
しかし、「住む場所には気をつけないといけない」という価値観は根づきました。
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