なぜ傷つけた側なのに非を認めない人間がいるのか?
本編に入る前に雑談します。
僕は名探偵コナンがあまり好きではありません。
「国民的アニメになんてこと言うんだ!」と思った方もきっといらっしゃるかと思います。
ただ僕はコナンを好きな人のことを否定したいわけじゃないし、今からお話することはあくまでも藤本個人の見解なので、その点をご理解いただければと思います。
なぜ、名探偵コナンをあまり好きじゃないのかと言うと、江戸川コナンが養ってもらってる人の首筋に向けて容赦なく針をプスプス刺すところが一つ。
そして眠りの小五郎なんて言われて何の疑問も持たないどころか、浮かれ上がっている毛利小五郎もどうかと思います。
眠っている間に事件を解決するなんて怖すぎて、「僕はどこかおかしいんでしょうか?」と心療内科に相談しに行くレベルなのに、小五郎は何一つビビってない。
そんな小五郎だから、コナンも針を打つときに「感謝しろよ~おっちゃ~ん」とか言うんだと思います。
余談ですが、あのペースで麻酔針を打ち続けていたら普通は死ぬそうです。
実際に麻酔科の先生にインタビューしてきた人がいるのですが、残念ながら本記事がなぜか削除されていました。
「コナンに気軽に麻酔を打たれまくっている小五郎は大丈夫なの?麻酔科医の先生に聞いてみた」という記事だったのですが、電車の中で読むとマズいぐらい面白い記事だったのに。
話を戻しますと、針で眠らせた小五郎の口はもちろん動いていません。
あれだけ眠りの小五郎として話題になってるんだから、事件現場でその光景を目にしたら「ほんまに寝ながら話してんのかな?」と疑問に思って、一人ぐらいは小五郎の口元を見に行ってもいいはずです。
でも、誰一人として見に行かない。
こういった背景が気になりすぎて、どんなに素晴らしいトラップや伏線を用意されても全然頭に入ってこないのです。
お涙頂戴系の動機が
嫌いな藤本。
そしてこれも個人的な好き嫌いになっちゃうのですが、僕はあまりお涙ちょうだい系の殺人動機があまり好きじゃありません。
「だってしょうがなかったのよ!殺すしか!」みたいなやつ。
名探偵コナンの犯人は、「加害者にもそうするだけの理由があったから責められないよね」という動機の犯行が見た限り結構多いと感じたので、それもあまり好きじゃない要因の一つかもしれません。
なので、金田一少年の事件簿もあまり好きじゃないです。
ちなみに、暗殺教室の作者である松井優征さんの出世作「魔人探偵脳噛ネウロ」という漫画が僕は大好きなのですが、この作品に出てくる犯人は全員頭がイカれています。
僕は敵が極悪か、もしくはゲスすぎるという作品にハマる傾向がよくあります。
ネウロに出てくる犯人は、大体悪いしゲスいです。
本作品のラスボスであるシックスは、藤本シゲユキが見た全作品の中でTOP3に入るぐらいの救いようのない絶対悪だと思っています。
とまあ、僕自身の好みも相当偏りがある上に変人という自負があるので、名探偵コナンを純粋な気持ちで見れないんだろうなと思いました。
ここからようやく本題。
僕が名探偵コナンをあまり好きじゃないのは以上の理由であって、ストーリーや犯行に使われたトラップについては何も思いません。
でも、コナンの代名詞とも言える「真実はいつも一つ!」という台詞を全否定している漫画があるんですよ。
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