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多くの人が知らない!人が幸福になるために必要な“2つの前提条件”とは?

人間が幸せになるためには何が必要だと思いますか?

感謝すること。

人を大切にすること。

優しい人間になること。

もちろんどれも重要です。

しかし、これらの行いをするだけでは幸せにはなれないのが現実です。

それでは、何が必要なのでしょうか?

今回は、「幸せになるために必要な2つの要素」について詳しく解説します。


幸せになるために
「自我」が必要な理由。


まず結論から申し上げると、人間が幸せになるために必要なものは、2つあります。

それが「自我」と「エゴ」です。

自我が必要な理由は、

・自分が何をやりたいのか?
・何をやりたくないのか?
・何が好きで何が嫌いなのか?
などを明確にすることが、幸せな人生を送るための指針になるからです。

つまり、自我がしっかりしていないと、人生の方向性がブレてしまう可能性が大いにあります。

そのため、幸せになりたいと思うのであれば、まず自分の自我を明確に理解する必要があります。

自我が不明確な場合、他人の期待や価値観に左右されがちです。

他人の期待に応えようとするあまり、自分が本当に何を望んでいるのかを見失ってしまうからです。


たとえば、男性なら出世やお金を稼ぐこと、社会的地位を上げることが幸せの基準となることが多いです。

女性なら、結婚や出産がその基準となることがあります。

しかし、これらの価値基準は、自分が本当に望んでいるからではなく、「周りから羨ましがられるから」、または「社会的に受け入れられるから」という理由で選ばれることが多いです。

したがって、本当に自分が何を求めているのかを知るためには、自我を明確にする必要があるのです。

幸せになるために
「エゴ」が必要な理由。


次に、なぜエゴが必要かと言うと、自我を持っていても、それを実現するためのエゴがなければ、実行に移せないからです。

「これをやりたいけれど、周りに迷惑をかけるかもしれない」
「本当はこうしたいけど、周りの目が気になる」

このように思っていると、自我はあってもそれを貫くエゴがないため、結局周りに合わせてしまい、自分の望むことができなくなります。

したがって、自我を実現するためには、エゴも重要な要素となります。

また、「今が幸せだ」と言い切れず、生きづらさを感じてる人が多いのには理由があります。

彼ら彼女らは、幸せになるためには努力と覚悟、そして勇気が絶対に必要だということを知らないのです。

端的に言うと、傷つかずに幸せになることは難しいという事実を知らないのです。

幸せになるためには、自我を出してそれを貫き通すエゴを持つことが必要不可欠。

これらを積み重ねることで、思う幸せを手に入れることができます。

自我とエゴを貫くと
必ず生じる問題とは?


しかし、ここで厄介なのが、望むものや選びたい道に対する思いが強くなればなるほど犠牲を伴うことが多く、しばしば罪悪感も伴うという点です。

たとえば、アイドル歌手になりたいと願っている女性がいるとしましょう。

この女性は芸能界に入り、一流のアイドルになることを夢見ていますが、彼女の両親はその夢に猛反対しています。

両親は、「そんな夢を諦めて普通の生活をしなさい。早く結婚しなさい」と言い続けているのです。

もし彼女が夢を諦めれば両親は安心し、「やっと娘が私たちの言うことを聞いてくれた」と喜ぶことでしょう。

しかし、彼女がどうしてもアイドルになることを諦められず、その道を選んだ場合。

両親は悲しみ、傷つき、場合によっては激怒するかもしれません。

ことと次第によっては、勘当されることもあるでしょう。

さて、どちらを選ぶべきか?ということです。

ここでエゴを出せない人は、親や他者の期待を優先し、結局本当の意味での幸せを追求することが難しくなります。

一方で、自分のエゴを優先する人は、親との絶縁も覚悟でアイドルを目指します。


もう一つ、ほかの事例を挙げますと、会社が繁忙期のときにどうしても休みたい日があるとしましょう。

なぜ休みたいのかと言うと、その日に念願のアーティストのライブチケットが取れたからです。

しかし、休むことで周りに迷惑がかかるかもしれないし、仕事に支障が出るかもしれない。

この場合、あなたならどちらを選びますか?

言うまでもありませんが、エゴを貫ける人は休みを取ってライブに行きます。


しかし、職場の人たちの中には、そんな行動をわがままだと思う人もいるでしょう。

もちろん、わがままと見なされるかどうかは相手の主観に依存するため、全員にそう思われるわけではありません。

ですが、休みを取った人のことをわがままだと思ったり、裏で文句を言ったりする人は確実に存在します。

つまり、関わった全員の期待に応えつつ、幸せになることは難しいのです。
 
厳密には、不可能だと思った方がいいでしょう。

これが、傷つかずに幸せになることができない理由です。

エゴを貫くためにセットで
やるべきこととは?


もちろん、どんな場面でもエゴを貫くことが、必ずしも許されるわけではありません。

誰かを傷つけたり、裏切ったりするような行為は、いずれ因果応報として自分自身に返ってきます。

【参考動画】

どのような形で報いが来るかは人それぞれ違いますが、そのような行為を繰り返すと、いずれ周囲から人が離れていくでしょう。


基本的に、エゴを貫く際に他人に迷惑がかかる場合や誰かが悲しむことになる場合には、できるだけアフターフォローをするのが望ましいです。

前述したアイドルになりたい女性のケースでは、芸能界に入ってトップアイドルになった際には、「お父さん、お母さん、私ちゃんと成功できたよ。だからもう大丈夫だよ」と伝えて、親を安心させることができます。

また、仕事を休んだ結果、周囲に迷惑がかかった場合には、仕事で恩返しをするのも一つの方法です。

たとえば、誰かが休みたいときには代わりに出勤したり、業務で困っている同僚のサポートをするなどして、恩返しすることができます。

僕自身、会社員として働いていた頃は、年末年始の休みの時期に周囲が気を使って休まない中で、躊躇なく休みを取っていました。

おそらく裏で文句を言われていたかもしれませんが、それには気にせず、自分のエゴを優先しました。

その分、仕事で結果を出せばいいと思っていたし、会社は僕の人生の責任を取ってくれないと思っていたからです。

誰かと一緒に幸せに
なりたい場合は?


さて、人が幸せになるためには、自我とエゴを優先することが必要だとお話させていただきましたが、これはあくまでも個人の幸せに関することです。

誰かと一緒に幸せになる、つまり結婚して家庭を持つ場合には、話が変わります。

結婚するということは、その相手のために自我を封印する必要が出てくるからです。

基本的に、自我全開で誰かと一緒にいることはできません。

結婚して幸せになりたい場合は、自分の自我を調整し、相手の自我を優先する場面が多くなります。

したがって、結婚して家庭を持つよりも、一人で幸せになる方が圧倒的に難易度が低いんですよね。

とくに女性の場合、妊娠を機に自我を強制的に捨てなければならない場面が多くなります。

お腹に赤ちゃんがいるため、お酒が飲めなかったり、喫煙者であればタバコが吸えなかったり、行ける場所が限られたり、食べ物の制限があったりします。


さらに、日本では育児や家事に対する意識がまだまだ低い男性がほとんどのため、女性の負担が多いのが現実です。

そのため、結婚や出産によって、女性が自我を捨てないといけない場面が、どうしても多くなってしまうのです。

実際に結婚して子どもができた女性が、「こんなことなら若いときにもっと遊んでおけばよかった」と後悔するケースがよくあります。

なぜこう思うかと言うと、思った以上に自我を捨てなければいけない現実に遭遇したためです。

家庭を持って幸せになるためには、お互い自我のすり合わせや、家族との折り合いを考えた上での調整が必要です。


しかも厄介なのが、最初に配偶者の人選を間違えると、何をしても上手くいきません。

なぜなら、自我を優先してばかりの歩み寄ってくれない人をパートナーに選ぶと、もう一人の人は、自我を出せなくなるからです。

そのため、誰かと一緒にいて幸せになることは、個人の幸せよりも難易度が高くなるのです。

だからこそ、
「結婚すれば幸せになれる」
「出産すれば幸せになれる」
と考えている女性は、本当にそれが自分の望んでいることなのか、もう一度よく考えてみてください。

また、幸せになるために封印している自我やエゴがないかも、しっかりと見直してみてはいかがでしょうか。


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