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「自分でやれる新人で助かったよ」

新卒の新入社員を受け入れたとある部署のとあるリーダーが言った言葉だ。

それを聞いた私はモヤっとしたのだが、もめたくもなければ言い訳も聞きたくなかったので、その場では何も言わず流した。

何もしなくても新人は育つか

と問われれば、答えはYesでもありNoでもある。

学生が社会人になり、初めての仕事を経験するのだから、何もしなくたって学ぶことはたくさんある。辞めさせさえしなければ、使い物になるかどうかは別にしても、1年もすればそれなりに成長しているだろう。

成長するかしないかで言えば、何もしなくても成長はするのだ。

だけど「育成」とは成長するしないの二元論ではない。

成長の伸びを大きくするのが育成である。と私は思っている。

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採用した新人に育成コストをかけないのは、買ったスマホにアプリをまったく入れないのと同じようなものである。電話とメールができて助かったよってそれスマホの意味あります?

「ほったらかしにしちゃってたけど、そんな感じでも大丈夫なタイプでよかった」

大丈夫でよかったね。大丈夫だけど、大丈夫なだけだよね。もったいない。うまく関わってあげられたらもっと成長できたかもしれないのに。

耳の痛いことを含めてフィードバックしてあげる人がいないのはかわいそうだし、戦力にならなくてしんどくなるのは受け入れ側である。

この会社で社会人としての基礎力をつけてもらえているのだろうか。他社でも通用する人に育てることができているだろうか。自問する。

他部署のことなんて知らないし、権限もない。それに育成できない会社はつぶれるだけだ。

そういって逃げたくなる。逃げたくなるけど。

もうちょいなんとかしたいなあ。

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正直社内での育成には限界を感じている。

ということで、

会社や団体で新人の受け入れや育成に関わっておられる方、合同研修とか勉強会とかやってみませんか?とりあえず問題意識を共有するところからでも。

興味があれば hamon.playful.works@gmail.com までご連絡ください。

ぜひ育成に関する危機感を共有しましょう。

それでは。

(どみの)

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はもん
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