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「湯あがりみたいに、ホッとして」を読んだ感想。

2022年11月20日に発売された塩谷さんのエッセイ、「湯上がりみたいに、ホッとして」が読み終わりました。

読み終わって率直に思ったのは、
思った通りの人生って本当にないんだなぁということと。


わたしが塩谷さんの存在を知ったのは「銭湯図解」を読んだのがきっかけで。

銭湯図解を何で知ったかは覚えてないんだけど、展示会をやっていると知って、高円寺のギャラリーに足を運んだのを覚えてるなー。


その場で生でみた銭湯図解に感動して、「本ほしい!」と率直に思って、ギャラリーで銭湯図解を買った記憶!


それからは何度も読み返して、誰かにプレゼントしたくなるような大好きな一冊になったなぁ…しみじみ


塩谷さんがどうして銭湯で働くようになったのか、銭湯図解を書くきっかけもなんとなぁく銭湯図解のエッセイで知っていたけど、


今回のエッセイはもっと濃くて、それでいて心がホッとするような、まさにタイトル通りの作品だった。


肩肘はらず、ゆっくりじっくり時間をかけて読もうと思って、移動時や就寝前などに少しずつ読むことにしていて。


塩谷さんのエッセイはまるで一日の終わり、あったかい湯船に浸かっているような気分になるから、ふしぎ。


塩谷さんが経験された人生は、想像していたよりももっとヘビーなものだった。(表現が間違ってたら申し訳ないです)

でもなぜか、そのヘビーな人生が塩谷さんの文章になると、ちょっとクスッと笑えるような、ちょっと愉快にも感じられる。おもしろい。



わたしは相変わらず銭湯が好きだけど、今回の塩谷さんのエッセイを読んでまた銭湯が好きになった。

混んでるよ〜と聞くから、びびりすぎてなかなか小杉湯には足をのばせていない。

でも塩谷さんのエッセイを読んで、あー小杉湯いってみたいなぁ、きっといい銭湯なんだろうなぁと思う。


塩谷さんのように、人生は思った通りには全然行かなくて、困ってしまうこともあるけれど、それはそれはだと、自信をもってまた毎日を生きていきたいなぁと
なんだかのんびりしつつも、とても強い意志みたいなものが決まった、一冊になりました。



銭湯いきたいなぁ。
温冷交代浴したいです。



おしまい。



追加※

このタイミングで、あのウィルスに負けてしまい先週はエッセイお休みしました。
うーん健康第一です。

みなさん、よい銭湯サウナ週末を!!

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