家族と離れている時に被災してしまったら?もしもの時に備えて知っておこう!災害時の緊急連絡方法
こどもたちの未来を創り、家族が安心して笑顔に暮らせる社会の実現を目指す、Hamic(ハミック)です。
防災・防犯をはじめとする危機管理教育に力を入れている我々ですが、2024年1月13日(土)、14日(日)に、埼玉県にあるららぽーと富士見で行われたイベントに、ブース出展してきました!
実施したコンテンツは、もしもの時に備え、災害時の緊急連絡方法を知り、体験してもらうというもの。
今回は、ブースで実施した緊急連絡についてご紹介したいと思います。
災害は、決して他人事ではない
つい先日も能登半島地震が発生し、多くの方が被災する事態となってしまいましたが、過去5年の災害を振り返ってみると、年に一度程度の頻度で発生しているこということが分かります。
イベントでは、パネルにしてご紹介することで、その被害の大きさもお伝えさせていただきました。
災害と聞くと真っ先に思い浮かべるのは地震ですが、それ以外にも台風、大雨などの風水害のほか、土石流などの斜面災害、火山における噴火、大雪などの季節、気象によるものなども、私たちの生活に大きな被害をもたらす可能性のある災害です。
そのように考えると、災害は決して他人ごとではなく、いつ自分の身に降りかかってもおかしくないものだと考えられますよね。
家族が離ればなれの時に災害に遭ってしまった際の緊急連絡方法
災害は決して他人事ではないということはお分かりいただけたかと思いますが、今回は、もしも家族と離れている際に被災してしまったら…という観点で具体的に取るべき行動をお伝えします。
特に小学生になると一人で行動することも多くなるため、周囲に大人がいない状況で被災してしまうことも考えられますよね。
そのような場面において、小学生でも自分の身を守れるよう、事前にしっかりと親子で具体的な行動を把握しておくことが大切です。
通話をする際のポイント
基本的に、災害時には電話回線から使えなくなる可能性が高いため、日頃からLINEやはみっくアプリ等、インターネット回線を利用して連絡を取れるようにしておくと安心です。
(※キッズ携帯の場合はインターネット回線を介した通話ができないため、その辺りを考慮して具体的な行動計画を事前に考えておくと良いかと思います。)
それを踏まえて、災害時に連絡をする際には、以下のようなポイントを押さえるようにしてみてください!
③〜⑥は事務連絡のため皆さんもイメージが湧きやすいかと思いますが、実は①、②、⑦のポイントが特に大事なことなので、それぞれ解説していきますね。
①落ち着いて話す
②最初に名前を伝える
⑦お互いに励まし合う
実際の通話のシミュレーション
それでは、上記のポイントをもとに、実際に通話をするとしたらどのようなイメージになるのでしょうか?
シミュレーションをしてみたので、以下をお手本にして練習してみてくださいね。
イベント会場では、実際にデモ用のHamic MIELSとiPhoneを使用して練習を行いました。
一見台本を読むだけですが、一度実施してイメージを掴んでおくと、有事の際にも思い出しやすいものですよ。
一言一句覚える必要はもちろんありませんが、ポイントを押さえて流れを理解しておくだけでも、もしもの時に落ち着いて話すことができます。
さいごに
今回は、災害時の緊急連絡方法についてお伝えさせていただきました。
最後に災害時の約束事に関するチェックリストご紹介します。
災害時には、その時々の状況に応じて取るべき行動は変わってきます。
もしもの時に落ち着いて行動するため、日頃から家族で災害時の行動について確認しておくことをおおすすめします。
なお、今回ご紹介したことは以下のシートにまとめていますので、ダウンロードしてご活用ください。
※本コンテンツは危機管理の専門家であり、Hamicのメンバーでもある河合が監修しております。
Hamicでは、防災・防犯に関する小学生向けの出張授業も行います。
ご興味をお持ちいただける方は、以下までご連絡ください。
Hamic事業部 髙橋
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