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欲望を手放し、欲望にまみれる

今日もごきげんよう♪欲望まみれのMAIです^^

最近、フランスの精神分析家ジャック・ラカンという方のこんな言葉を知りました。

”欲望は<他者>の欲望である”

これが意味するところは、自分だけの欲望と思っているものは全部、他者から借りてるものですよ、という意味合いだそうです。

人には色んな欲望があると思います。ブランドのバッグがほしい、ベンツにのりたい、好きなだけ服を買いたい、タワーマンションに住みたい、南の島に定住したい、早期FIREしたい、海賊王になりたい、宇宙へ行きたい

妄想とまらないですね。

でも「なぜそれが心の底から欲しいと思えるのか理由を教えてください」と自分に聞いたとき、どこまで自分の言葉で説明できるでしょうか。

ひょっとしたら他者の言葉を借りながら、あるいは、それをすでに持ってる誰かを想像しながら説明するのではないでしょうか。

こう考えると、欲望は、他人がすでに持ってるものを、借りたりもらったりして、あれいいな、憧れるな、ほしいなと思いながら、自分の欲望として形成していき、最終的に自分の欲望としてできあがりそうです。

100%純粋に自分から湧き上がってくる欲望というのはないよ、というのがラカンが言っていることだそう。

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欲望は借りてるものだったのか、と思うと、(欲望をもつことが良いとか悪いとか言っているのではなく)他者から借りてるその欲望は、本当に欲しいと思って借りているものか?それともただ影響されただけだったのか?を考えてみると、今の自分には必要ない欲望が自分の中にあったりして、欲望の見直し?になっておもしろいです。

たとえば、20代の頃、私はずっと、服がほしいーーーーー!と思っていました。それでクローゼットを発破したことがありました(汗)

雑誌を読んでは、ポチ。インスタ見ては、ポチ。定員さんにおだてられては、シャリーン。仮想デートや仮想イベントを想定して(笑)、シャリーーーン。

みたいなことをしていたわけです。

人のライフスタイルに憧れて服を買ってはみたものの、本当に服がほしかったのか?と思いおこすと、本当にほしかったのは、”自信をもった自分”だったりしました。ちょっとでも綺麗に見せることで服で武装していただけだったのです。

タワーマンションに住めたらいいなーと一瞬思ったことがありましたが、それが人生の目標か?と聞かれると、何か違うなぁ、と思えるし、

早期FIREしたいと思ったことも、当時している仕事がつまらなさすぎるから辞めたかっただけなのを、FIREで上書きしただけでした。

ので、これらの欲望は返品することにしました。

代わりに、現在は別の欲望にまみれてます。むしろわくわくしたい欲望に常にまみれていたいわけです。

アドレスホッパーになって全国を旅します。そのうち世界もアドレスホップしましょうか♪
いくつであってもまたふらふらっと留学に行きます(*´▽`*)
好きな仕事しかしません。それで頼られると嬉しい(*´▽`*)
好きな人とだけ一緒にいます。しかも距離感が絶妙(*´▽`*)
還暦超えても腹だしファッションできる自分でいる(*´▽`*)
お肌にいいものしか食べたくない。そして手に入れた美肌で誰が何と言おうと若返り続けて気づけば23歳になってる(`・ω・´)きりっ

気持ちのグラビティーゼロ、束縛ゼロ、鎖ゼロ、どこまでも自分を解放しつづける軽やかな生き方をつづけたいのです^^

こういうことも全部欲望があるからこそ思い描ける自分です。そして自分一人からでてきた欲望ではなく、人が与えてくれた物語からいただいた欲望です。

欲望を交換しあいながら生きてるっておもしろい。

欲望は時間とともに変わっていっていいと思うのです。その時、不必要だと思える欲望は手放し、心からわくわくする欲望にまみれて、機嫌よく生きれれば、それでOKなのです。

それにしても欲しかったものはタワマンではなくて、住所を手放すことだったなんて(嬉)


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