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2021版NiZキーボードは不評だったキーキャップを改善*購入直後レビュー

ーーー2021版NiZキーボードは不評だったキーキャップを改善したよ。ただし一部のモデルに限り。気になる人は購入前に一度確認しようーーー


2021版 無線 黒 Micro82 NiZキーボード をアマゾンで購入しました。アマゾンセールが始まる10日前に買ってしまったので、安くなったらどうしようかと気が気でなかったです……。

購入直後、グーグルクロームさんがこんなのいきなり表示してびっくりしました。

まさかのレビュー信用度23%!!

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待ってる間はドキドキでした。えっこれ本当に届くの?もしかして詐欺られてる?わたし買っちゃったんだけど!




5日後無事に届きました。

本体購入レビューは ↓↓↓ 画面をずーーーっとスクロールするか、目次から飛んでください。
2021年版NiZキーボードはださい、しょっぱいと言われ続けた『あの部分』を改良してきたよ!


NiZってなーーに?な方はこのまま読み進めてってね!
前半はどうしてNiZを選んだかについて語ってます。過去noteでも書いていますが、改めて……

キーボード条件とは?

キーボードにはパンタグラフ<=メンブレン<メカニカル<<<静電容量無接点方式 (<は価格)のタイプがあります。
おおまかなイメージは
パンタグラフ →音ペコペコ 主にノートパソコン 安いキーボード。
メンブレン →音ペコペコ パンタグラフと似てる 安いキーボード。
メカニカル → 音カチャカチャ できる人感がでるキーボード。
静電容量無接点方式 → 高い。できる人しかいない 高いキーボード。高い。

次にキーボードを買うときは、無線、携帯しやすい形、どうせ新調するのだ、できる人じゃないけど、現在のメカニカルキーボードを併用しつつ違うのをということで静電容量無接点方式キーを買うのだと決めてました。

メーカー、機種の選定に当たって、まずわたしにとって必要なキーボードの条件を考えてみる。

①不要なものを削って携帯性をよくする

改めてキーを見ると、全然全く使ってないキーがやまほどあった。

・ F5~8とF11~12は休眠状態。F10は英数半角全角変換で使ってるからここは生き!Fキーにショートカット登録したアプリもあるし

・ ←↑↓→は大活躍なので削らない

・ Tabキーは使ってないし、左上の半角/全角も使ってない
・ カタカナ、ひらがな変換キーは最近使うようになった。削ってもOK?
・ コントロールボタン横のメモみたいなキーはいったい何?

・ Insertは間違って上書き入力状態になったときの解除ボタン
・ NumLockはNumLocck誤作動の解除のためだけに押して
・ テンキーは削る。数字入力作業が必要なときは今のフルキーボードを使うことにする。

②無線

 自宅だけで使うなら有線でも問題なかったんだけど、やっぱり移動先で使うことを考えたら無線は譲れなかった。

③US配列かJIS配列か

JIS配列を重視すると選択肢はHHKBしかなくなるので、この際新たな扉を開けることにする……こんにちはUS配列

④どうせ買うなら静電容量無接点方式キーボード

静電容量無接点方式キーボードを作っているのは以下のメーカーです。
このうち、ピーエフユー(PFU) とレオポルド(LEOPOLD)は 東プレのOEM供給のキーを採用しています。サンワサプライもそうなのかな?
リストに不満点を追記しました

東プレ(Topre)  REALFORCE
 無線が無い。なぜだ。みんな熱望してるのに。
ピーエフユー(PFU) HHKB
 変態キー配列と言われるくらい無駄をそぎ落としてる。←↑↓→キーが無いと思ってたらあった。JISだし…いいなぁ……

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  税込価格 35,200円 たっ高い…… 

サンワサプライ  フルテンキー有線しかない

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レオポルド(LEOPOLD) 

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 カラーデザインがおしゃれ、今回テンキーレス機を買うので候補から外れるけど、やっぱりテンキー欲しい!ってなったらこっちに乗り換えする可能性大!


アキーヨ(AKEEYO)  NiZ
 中国メーカー
 バッテリー膨張、耐久性不安、キーが安っぽいとの口コミが多い

①から④の条件を鑑みて

無線がない東プレは残念ながらまたの機会へ。
コンパクトキーボード初心者にはかなり高額すぎHHKBも落選


無線がないし、コンパクトでもないサンワサプライは今回の条件にかすりもしない。
ということでレオポルド 現行品テンキーレスがない…

Akeeyo NiZが最終候補に


数年前は1万円前半台で買えたとか…いいなぁ…値上がり激しいが、他機種に比べるとまだ1万くらい安い。2万円前後

どこで購入するのか

NiZキーボードは国内ではアマゾン、もしくはAKEEYO公式で購入できます。店頭販売は無さそう…情報求む。

中国通販サイトアリエクスプレスでの購入も考えましたが、バッテリー膨張や故障個体が来てしまった時に対応しやすいかもと考えて、今回は国内代理店で購入しました。

中国から発送されたので、国内業者じゃなかったのだけど。

ちなみにNiZの公式サイトで買うと、入手しにくい機種が選べるよ。
https://www.nizkeyboard.com/

アリエクスプレスのNiZ店はここ

隠れたNiZキーボード購入条件は ⑤価格18,000円以下! 

というのが実はありました。
2万超えるのなら、もう少し頑張ろうよ国産いけるよってなるし

1万円代で購入記事をよく目にするので、わたしもそれくらいで買いたいって思っちゃったんですよね。

だから、ちまちまAmazonポイント、Dポイントを貯めて、なんとか差額16,000円くらいで買うことができました。


NiZの良いところは、圧倒的なサイズバリエーション

最初にNiZを知ったときは、まず豊富なサイズ、バリエーションに困惑しました。

108フルキーボード
X87
Micro82
Micro84
Atom68 

東プレリアルフォースも多いですよね。

語尾の数字はキー数を表してるのでサイズ感は108は大きく、68はよりコンパクト。

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Micro82と84の違いは最下段のキー数です。
84はスペースが短くなり、最下段のキーは小さくなっています。

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mini 84 は↓のようにF4-F5間の空白を削ってよりコンパクトに

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上記キーボードサイズに各カラー違いの黒、RGBゲーミングタイプ
有線、無線、キーの入力時の重さが選べます。

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他75キーボード、Plumシリーズなどもあるようです。
公式には載ってないので現行品ではないのかな?

黒キーボードもキーキャップまで全部真っ黒か、黒とグレーの2色。
またプリント位置が、topかsideのどちらか選べるモデルもあったり

種類が多すぎて、相当迷います。


わたしがMicro82を選んだ理由

東プレ規格の静電容量無接点スイッチはキーキャップの交換は純正発売品以外できません。
NiZはCherryキースイッチ用のキーキャップと交換が可能です。
厳密に言うとキーの高さが違うので完全交換とまではいかないのですが

Micro84の最下段はNiZ独自規格サイズになってます。かなり特殊なので互換性あるキーキャップが無いんです。

いずれキャップ交換して遊びたいと思っているので82にしました

購入後5日で到着

予定では3週間後以降だったので早さに驚きです。

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安定の中華国際郵便梱包です。商品箱にプチプチを巻いてビニール袋に入って到着。中身が無事なら外側なんて飾りなんです。

外箱が’痛むの気になる人は要注意です。

内容物は
キーボード本体
プラスチックカバー
字がちっちゃい日本語取扱説明書 
USBーCケーブル
加重変更用スプリング

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MACキーボード用キーキャップ
キーキャップリムーバー

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スタビライザーとスイッチの予備パーツ 
直せと言われても無理なんだけど……

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で、問題はこれ

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なんだろう? 

スイッチの構造こうなってますよーーな教材かなぁ。押すとペコペコします

うちのスイッチ素敵でしょ?キーホルダーにしてもいいのよ…的なアクセサリー?

もしそうなら発想が可愛いいな…スキ……

到着時点である程度の充電はされています。
USBレシーバーのボタンをして、ペアリング状態にして
FinとF9~F11 ボタンを同時押ししてキーボードもペアリングモードにして……詳しい操作方法はまた後日報告します。

キーキャップを改善 バリなしPBTダブルショットに変更

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NiZのキーボードは

高いわりに安っぽい。これが世界共通評価。

①安っぽさを倍増させるキーキャップの仕様。

海外勢のマイナスレビューでもキーがバッドだと指摘する意見がチラホラ。

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キーボードの側面にバリが残ってるんですって。
キーキャップを変えることを前提に作らていたのかな……

② あとは、外れ個体でバッテリー膨張。中華バッテリーで噂に聞く爆発事故は起って無さそうだけど、数年経つとバッテリーがふくれあがってキーボード底板が変形するらしい。
無線機を有線で使い続けても同様の事象が起るとか。

③スペースバーに変なロゴがある。
令和になったときは、最新をアピールするために令和の文字が入ったとか…それはそれでスキかも……あああ…わたしのセンス中国系…

NiZの低評価意見の3点のうち、①が改善されました。
表面がざらっとしたPBT素材にダブルショットのキーキャップです。

届いたキーボード見たとき、わたしは安っぽさを感じませんでした。目が肥えてからかな?キーボードの高級感をイマイチ理解できない。

通常はキーキャップの文字部分は印刷です。安物キーボードの場合はデカールを張っているとか。よく使うキーの文字が掠れて消えるのはこのためです。
ちょっとお高いキーボードだと文字が消えにくい昇華印刷というのがある。

ダブルショットは、文字の部分だけ別色素材をはめ込んでキーキャップの形に成形しているので、印刷のように文字が消えることはない。優秀!


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今回黒キーボードを選んだ理由は、キーが汚れたら嫌だったからです。印字が消える心配がないのなら、汚れた時はキャップを外してジャカジャカ洗えば良いわけで……

……今度別サイズ買う時が来たら白にしよーー


打鍵感

コトコト、スコスコ、と表現される静電容量無接点系キーボード…
確かにメカニカルとは違いました。カチャカチャとうるさくない。

これは前評判通りでした。
ただ高級感とか、スペシャル感があるかというと…うーーーん。
小さなカスタム調整、キーマッピングができるので、そこを使いこなすことができる人にとっては最高なのかも。

現段階ではまったく、そこまでわたしは使いこなせる自信がない…。

結局のところ気持ちの問題かな。
聞いたことのない音で、
感触が新鮮で
面白い、
楽しい
メンブレンキーボードから赤軸キーボードに変わったときのような感動がある。
わたしは好きなタイプだ。

35グラムキーボード…メカニカル赤軸より軽いです。指つかれなさそう。

心配だったUS配列は’

誤タッチ連発です。
特にENTER……やはり大きさがないので |ボタンをうっかりおしてしまい

¥¥¥¥のマークがぽんぽん出ます。

バックスペースキーは通り越してHOMEボタンを押しちゃうし…

慣れるまでまだまだ時間がかかりそう。



おすすめ度

★★★★☆ 4点

☆の理由はU配列による誤タッチががががが。

メカニカルキーボードにちょっと飽きてて気分転換したかったら、おすすめ!
キーキャップに変更あるから、型落ちがAmazonサイバーマンデーで安く放出されるかも。



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