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PHPerKaigi2022に人生初登壇して、もっとPHPが好きになった話
Kさん「今度PHPerKaigi2022でスポンサーセッションやってみない?」
自分「はい!!」(え?なんて?)
はじめまして。
こんなやり取りの脊髄反射で答えた結果、初めてカンファレンスに登壇することになりました、Hamee開発の宇野と申します。
今年もHameeではPHPerKaigiにプラチナスポンサーとして協賛し、何名かでセッション・LTをさせていただきました。
自分はその中でスポンサーセッションを担当させていただきました。
恥ずかしながらこれまでカンファレンス等に登壇した経験がありませんでしたが、登壇してみるとそんなに難しいことはなく、むしろ機会があればまた登壇してみてもいいなと思ったので、その時の話をさせていただこうと思います。
え、経験ないんだけど?めっちゃ怖いんだけど?
ついつい「やります!」と言ってしまったものの内心めちゃめちゃビビっていました。
それまでカンファレンスというと「スーパーできる人達が各々の持つハイパー技術やウルトラ知識を披露する大会」という印象でした。
なので、ある程度色々なプロジェクトをこなしてきたものの、特にこれといって取り柄のない自分が登壇してよいものなのか!?何を話せば良いんだ!?マサカリ飛んできたらどーする!?という気持ちでいっぱいでした。
しかし一旦やると言ってしまったので腹をくくり、ひとまずHameeに入社してから今までやってきたことを素直に発表することに決めました。というかそれぐらいしか話せることがぱっと見つからず……。
その内容を超ざっくりご紹介すると、Hameeで開発をしている「NextEngine(ネクストエンジン)」の内部について、良くしようとして色々試してみたこと・勉強会を主催したこと・そこから得られた結果・今後どう良くしていこうかと考えていることをまとめ、淡々と発表させていただきました。
PHPの技術的な話はほとんどしていません……。
▲当日のスライドはこちら。ご興味があればご覧ください!
なので当日まで本当にこの内容でいいのかずっと不安でしたが、資料と発表原稿を作り、(発表は基本的にZOOMで録画する形式なので)家の中で録画するだけであっさり発表の用意ができてしまいました。
あとは開催日を待つだけです。投稿してからは吹っ切れて、もうどうにでもなーれモードに突入したのでそれからは不安はなくなりました。
そして当日
当日は会場の雰囲気を知るためにオフラインで参加しました。
会場に入るとすぐに感じられたのはまさしく【文化祭感】。
各セッションがホール内で発表(上映)されているだけでなく、ホール外でもちょっとしたスペースで話していたり、ワークショップが開催されていたり、PHPerKaigiオリジナルグッズが置いてあったり、はたまた端で作業?されている人もいて自由な感じ。
それでいて全員「技術大好きです!」のワクワクオーラがすごい。
特に気になっていた発表の方も、会場では静かに聞くしかありませんでしたが、Discord・ニコニコ生放送・Twitterではコメントで大盛りあがり。
心配していたマサカリが飛ぶような事態にはならず、みんなちゃんと発表を聞いて「良い発表だった!」「8888888」などと褒め合う文化になっていてとても良かったです。
そして無事自分の発表も、動画が流されるだけなのになぜか緊張しましたが、問題なく終えることができました。コメントでも「良い発表だった」と言ってくれた方がいらっしゃってとても嬉しかったです。
他にもQiitaなどでレジェンド化している有名な方もちゃんと実在していたことが確認できたり、もちろん各発表もかなり勉強になったので参加してとても良かったです。
▲Hameeオフライン参加勢。一番左の写真慣れしていなくてクソダサポーズで浮いているのが自分
登壇する意味がわかった気がする!
という様な感じで終わったPHPerKaingiの初登壇でした。
登壇しなくても十分に楽しめるイベントではもちろんあるものの、登壇したことを振り返って見ると自分の中で以下のような変化がありました。
・登壇は怖くない!
・みんな超絶優しく聞いてくれるし、技術不足でも発表についてしっかり「〇〇がいいね!」と言ってくれる!
・「〇〇がいいね!」などのフィードバックをもらえることで、他の開発者とちょっぴり距離感が近く感じられ、”みんなでコミュニティを盛り上げてる感”が味わえる!
・PHPがより好きになった!
もちろんカンファレンスごとにそれぞれ異なる雰囲気はあると思いますが、自分たちでコミュニティを作っているんだ!という感じを得られるのはどこも変わらないかなと思います。
この”コミュニティを作っている感”はSNSを通じてアウトプットされることで広がり、「PHPちょっとまた使ってみようかな?」「PHP結構良いかも!」とたくさんの人に思ってもらえるようになるはずです。
なので、カンファレンスに登壇することによって、自身もその技術についてより好きになれるだけでなく、PHPのようなオープンソースな技術をより進化させることに繋がるように思えました!
PHPだけでなく、みなさんがそれぞれ好きな言語・技術をよりたくさんの人に使ってもらえるようになるためにも登壇はかなり効果的だと思います!
もしカンファレンスに参加予定の方がいれば、登壇者に温かい気持ちで拍手を送ってあげてください。きっと頑張って発表をしているので!
そして、登壇した経験のない方はぜひとも技術レベルなど気にせずどんどんプロポーザルを出していき、よりコミュニティを大きくしていってほしいと思います!
ではまた別の場所でお会いしましょう!
◆記事を書いた人
PROFILE:宇野 鷹将(うの たかまさ)
2020年に中途入社。Hameeの開発でTechLeadをしている人。
プロフィールの画質が悪いことをいじられすぎてついに解像度が8x8になった。アニメ・マンガ・ゲームが好き。
PHPカンファレンス2021の様子もnoteで紹介していますので、よろしければぜひ!