013:シンナーおじいちゃん
今日の総務課も最悪だ。
「ブヒーブヒブヒー!」
もぐら部長に偉そうに指図するお局ブタ。
この場から早く抜け出したい。
…そうだ、ネズミおじいに伝えることがあった!
ネズミおじいはおそらく
用務室にいるはずなので…
「ちょっと行ってきますー」
と総務室からオサラバした。
用務室を開けると…くっさ!!!
めちゃくちゃシンナーくさい!
閉め切った室内にはスプレー缶を持った
オジイと黒く塗られた木材。
明らかなシンナー臭。
目が痛くなってきたぞオイ。
「オジイ!この部屋やばい!シンナー臭すぎる」
「そうか?何も臭いせんぞ」
鼻の機能全滅してるやん
「とりあえず窓開けるで!」
ハムは全ての窓をオープンした
「臭いするか…?せんけどなぁズゾゾゾ」
オイ!普通にカップラーメン食うなや!!
ようこの状況の部屋で食えるな!!
もぐら部長に報告し
今後ネズミおじいが
スプレー缶を使う時は
報告が必要になるのであった…
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