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月経前の不調を抱えるパートナーを持つ方へ(後編)

前回の記事の(後編)です!

③病院の受診、心理カウンセリング、漢方相談等をすすめる

月経前に精神面の症状が強く出てしまうのは、
「月経前不快気分障害(PMDD)」と言い、

米国精神医学会の『精神疾患の診断・統計マニュアル第4版(DSM-Ⅳ)』では、
PMDDは、「特定不能のうつ病性障害」の一つとして分類されています。

また、DSM-5(2013年)では、独立した疾患として、「抑うつ症候群」のカテゴリーに分類され、抑うつ障害群の下位診断名の1つとして本文中に診断基準が記載されるようになりました。

*『月経前気分不快障害(PMDD)エビデンス&エクスペリエンス 山田和男 著』より

月経前に人が変わったように豹変してしまうのは、性格ではなく、
正しい治療が必要とされる"疾患"なのだとわかって頂けると思います。

ただし、他の精神疾患(気分変調症やうつ病、双極性障害など)が、
月経前に増悪している可能性もあるので、その鑑別はプロに任せた方が良いかと思います。

また、心理カウンセリングも人によっては有効だと思います。
わたしは、人間関係やパートナーシップにおいて出てしまう特有の癖や言動を
カウンセラーとの対話によって見直していったことで、良い変化がありました。

あとは、このblogのテーマでもある漢方薬もおすすめです。
身体が変わることで、本当に楽になる部分は大きいので、選択肢の一つとして知っておいて頂けたらと思います。
どのような漢方薬を用いるかは、他の記事を参照していただければと思います。

④最後に

この記事を読み進めてくださった方は、
きっとパートナーのことが心配で、何とかしたくて、
読んでくださったのだと思います。そのような優しい方は、いいのですが、、

「パートナーのことが心配だから」なのか、
「豹変するパートナーがいると『自分が困る』から」なのかは、
自分の胸に問いかけてみてください。それは大きな違いです。


もし後者なのであれば、、、、一旦立ち止まって考えましょう。
パートナーよりもまずはご自身を見つめ直す必要があるのかもしれません。
これを機会にぜひ考えてみてください。

ご質問やご感想などがあればぜひコメント欄にお願いします!

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