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今年を振り返る

今年もいろいろありました。ぱっと思いついたものをいくつか。

  1. 常会(町内会)に入会したら歓迎会をしてもらった

  2. 液タブで絵を描く勉強してたら作曲の効率が向上した

  3. 人生「最大」の作品をこさえた

  4. 人生で一番床が近い夏だった

  5. 10キロ痩せた

  6. カドやん、零士さん、上岡さん、教授、和子のおばちゃん

  7. 数万年ぶりに「もう一軒行こか」と自らハシゴした

誰も自分も得しないような話ばかりだが、それぞれを超簡単に(パソコンで3行、スマホで5行ほどで)振り返ってみたい。

1.常会(町内会)に入会したら歓迎会をしてもらった
かなり驚いた。そんなこと経験したこともなければ、聞いたこともなかった。そもそも人付き合いが大の苦手だし。しかしむしろこれが「とりあえずここに住み続けたい」と思う機会になった。すばらしき文化に献杯。

2.液タブで絵を描く勉強してたら作曲の効率が向上した
「こういう機能は?あ、あった」「どうしたやデッサンが?ああなるほど」すぐ習得出来る時代。向上心と効率化の相乗効果に驚き、映像や作曲、家電のスマート化にも波及し、人生に劇的な変化をもたらしたような気が。

3.人生「最大」の作品をこさえた
移住3年目の古民家は築67年。一番奥の部屋は隙間から外気が入るほど。これをDIYでウォークインクローゼットに改造。戦前の新聞が出てきたり、襖の框を再利用するうちにこの家と地域に強い愛着がわいた。総工費5万円。

4.人生で一番床が近い夏だった
ギックリ腰で倒れ、メキシコで脱水で倒れ、ロスの空港ロビーで寝転んで一晩明かし、帰国後は貧血で倒れ、原因不明と診断された下腹部の痛みで臥せった。完治後は床板張りで這いつくばってフロア釘を打って楽しんだ。

5.10キロ痩せた
3年ほど前に頸椎やら目眩やら頭鳴りなど色々イわせて二度MRIに入って閉所恐怖症で発狂しかけてから健康に気を遣うようになっていたが、メキシコ前後でも色々あったので本格的にダイエットした。継続中。

6.カドやん、零士さん、上岡さん、教授、和子のおばちゃん
門田博光氏、松本零士氏、上岡龍太郎氏、坂本龍一氏、桑原和男氏には結構影響を受けた。鈴木邦男氏も少し。鈴木瑞穂氏、財津一郎氏、犬塚弘氏、朝潮太郎氏も亡くなられとても残念に思った。ご冥福をお祈りします。

7. 数万年ぶりに「もう一軒行こか」と自らハシゴした
昔、自分が主宰・運営していたプロ野球系ウェブサイトの友人と久々に飲んだ。彼もカドやんの大ファンで盛り上がる。翌日は人気イラストレーター、翌々日は名ピアニストに会う。なんか転機になった気がした。単純。

他にも色んなことがあった気がするが、すぐに思い出せない。こんな並べ方だとなんだか病に倒れた一年みたいにも見えそうだが、とりあえず総じていい一年だったのではないか。新しいMacや各種デバイス、材木や糸鋸盤をはじめとする様々なDIY関係用品などを大量に買えたし、憧れのウロコダンゴ本舗に行けたし、メキシコシティやグアナフアトで美味い飯を食えたし、生まれて初めて電気工事をやれたし…書いててどんなけ小っさいねんと思いかけたが、その蓄積や連続性の楽しさ、そして本筋の活動への影響はなかなかよいものである。

あと別枠でひとつ。久々にピアノコンサートをしたのだが、懐かしい顔のお客さんが大勢やってきてくれたのは感激だった。コンサートについての自分の考えが変わったことも少し驚いた。昔に戻ったとかではなく、根本的な見方が変わったような。それも上記1.〜7.のいくつかが少し絡み合って影響しているような気がする。

来年は引き続き古民家を改造するのはもちろん、コンサートをやったり、ボカロ曲をこさえたり、豚丼をもう少し「数」作れるようになったり、血圧を下げすぎないくらい下げたり、イラストをコンスタントに描けるようになったり、自分の中にまだのさばっているはずの家父長文化の残党を根絶やしにしたり、noteの定期購読マガジンを始めたりしようと思っている。

今年もありがとうございました。来年もどうぞお引き回しのほど宜しくお願いいたします。

来年一発目のイベント「Pianoschlacht III」配信はこちら。

一年半前にこんなことホザいてたが、来年はもう少し加速させたい

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