浜渦正志 Masashi Hamauzu

作曲家/NHKアニメ「不滅のあなたへ」ED、PS5「ファイナルファンタジー7リバース」…

浜渦正志 Masashi Hamauzu

作曲家/NHKアニメ「不滅のあなたへ」ED、PS5「ファイナルファンタジー7リバース」「WILD HEARTS」 、NHKアニメ「クラシカロイド」、CM「Charmant」「高知信金」 映像監督編集「暗殺したい!」 http://www.masashihamauzu.com

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    作曲に関する色々なもの

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    6月より…月曜:短め、金曜:長め。旅行、イラスト、作業環境、DIY、鉄道、写真、食べ物、その他思いつき。

  • 業務用スコア(原譜)

    かねてより要望が多かった楽譜(特に弦楽)の出版がこのままでは何年も出来なさそうなので、実際にコンサートやライブ、レコーディングで使った原譜をアップしていくマガジンを設定することにしました。 ※有料です ※ゲーム、アニメ曲は基本的に入りません

  • 北海道移住生活

    十勝北部に移住し、古民家をDIYで再生したり、農業倉庫にスタジオを作って作曲の仕事などしています。

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2023年、人生最大の作品を作った

前編:「古民家をリフォームしていたら戦前の新聞が出てきた」 我が家は北海道北十勝にある築67年の古民家で(解体される一ヶ月前に偶然前を通りかかって何やらあって持ち主から受け継いだもので)ある。 67年と言っても敷地内の別の場所にあったものを移設・改築してからの年数であり、最初の状態から数えると80〜90年以上と推測される。柱に戦前の新聞が残っていたことは前編で書いたが、その後さらに調べたところ、その一部が96年前(1928年)のものである可能性が高いことがわかった。もちろ

    • 「ピアノシュラハトIV」配信をより深く楽しむ方法

      先日、Pianoschlacht IV mit Kammermusik(ピアノシュラハト フォー ミット カンマームジーク)というコンサートを行いました。 全曲私が作編曲(※1)、ピアニストはベンヤミン・ヌス、企画は弊社MONOMUSIKという、ピアノのコンサートシリーズで、その第四弾です。今回はバイオリニストの室屋光一郎氏、チェリストの結城貴弘氏にも多数の楽曲で参加いただきました。 兵庫伊丹(9月14日)アイフォニックホール 北海道帯広(9月22日)とかちプラザレインボー

      • エディンバラ探訪

        11年ぶりに訪れたエディンバラの記録(「ロンドン・ケルン・グラスゴー」の後編)。ひたすら写真とキャプションを書いているだけだが、観光案内になるようにGoogleMapのリンクもつけてみた。

        • ロンドンとケルンとグラスゴー

          ロンドンとケルンとグラスゴーとエディンバラに行ったりコンサートに参加したりしてきた記録。多少でも観光案内になるようにとGoogleMapのリンクもつけてみた。 London ロンドン2024年2月下旬、久しぶりにロンドンに行ってきた。最初は2012年にスイスに4ヶ月半滞在していたときにコンサートのゲストとして。2度目はその翌年で同じくコンサートのゲストで、そのまま大西洋周りでボストンでレコーディングして帰国。今回は3度目でやはり同じ目的。過去二度ともあっという間だったので、

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        記事

          浜渦正志 プロフィール

          浜渦 正志 Masashi Hamauzu 主な職業:作曲家 その他の仕事:映像・デザイン・フォト・脚本・演出・他 北海道十勝在住 「ファイナルファンタジー XIII」「アライアンス・アライブ」「サガフロンティア2」「シグマハーモニクス」「ワイルドハーツ」「ファイナルファンタジー 7 Remake」などのゲーム音楽、「クラシカロイド」「貧乏神が!」「くまのがっこう」「台風のノルダ」「ポレットのイス」などのアニメ・映画音楽、「SONY αシリーズ」「丸山珈琲」「シャルマン」「

          浜渦正志 プロフィール

          「ピアノシュラハトIII」配信をより深く楽しむ方法

          「Pianoschlacht III ベンヤミン・ヌス ピアノリサイタル 浜渦正志の音楽世界」の視聴、ありがとうございました。1月12日(金)の23:59まで視聴できますので、ご覧になってない方も是非どうぞ。配信期限はあと2日ちょっとですが、これからの方、もう一度ご覧になられる方に、より楽しんでいただけるよう、解説や裏話を書いておきたいと思います。 ・Pianoschlacht IV 開催決定 先に予告からですみません。配信動画の最後のところにありましたように、本年9月に、

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          「ピアノシュラハトIII」配信 直前談話

          予告しておりました「Pianoschlacht(ピアノシュラハト)III」の配信について少し書きます。 配信についての詳細、配信対象国・地域、セットリスト等はこちら 「ベンヤミン・ヌス ピアノリサイタル 浜渦正志の音楽世界 Pianoschlacht III」は、2023年10月14日、東京の自由学園明日館講堂で開催したピアノコンサートです。 この時の様子を、本年1月6日日本時間21時よりノーカットで世界20の国と地域に向けてプレミア配信します。「疑似生配信」という視聴

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          今年を振り返る

          今年もいろいろありました。ぱっと思いついたものをいくつか。 常会(町内会)に入会したら歓迎会をしてもらった 液タブで絵を描く勉強してたら作曲の効率が向上した 人生「最大」の作品をこさえた 人生で一番床が近い夏だった 10キロ痩せた カドやん、零士さん、上岡さん、教授、和子のおばちゃん 数万年ぶりに「もう一軒行こか」と自らハシゴした 誰も自分も得しないような話ばかりだが、それぞれを超簡単に(パソコンで3行、スマホで5行ほどで)振り返ってみたい。 1.常会(町内

          古民家をリフォームしていたら戦前の新聞が出てきた

          戦前の新聞 奥の部屋をDIYで改造していたら押入れの柱に戦前の新聞を見つけた。 我が家は十勝北部の農村地帯にある今年で築67年を迎えた古民家で、これが戦前の新聞であれば78年以上前、この家が建つより10数年以上前のものということになる。ほとんどがちぎれ落ちて縦に細長く数十センチ残っている程度だが、貴重な資料を見つけてしまったような気持ちになり、壁一面を合板で埋める予定を変更、紙面が見えるように保存しつつ工事をすることにした。 この家と敷地は今から約120年前に本土からや

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          北海道の農業倉庫にスタジオを作った (作曲・映像・絵描き用)

          作曲、映像編集、お絵描きなどをするための作業場を紹介します。今年10月に開催したピアノコンサート「ピアノシュラハト3」にいらしていただいた方に「作業場を紹介します」と約束していたやつでもあります。こんなところで何ですが、2024年1月6日から一週間、そのピアノコンサートの様子をStream+で世界配信する予定です(最下段にリンクがあります)。 農業倉庫内に建設 昨年晩秋に完成した作業部屋。地元の知り合いの人に、100平米ほどある農業用倉庫の二階部分に作ってもらった。広さは

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          ピアノコンサート配信 Pianoschlacht III 2024.1.6 Sat.

          今年(2023年)10月14日に東京で開催した私の楽曲のピアノコンサートを、2024年1月6日(土曜日)より、アジア、ヨーロッパ、北米など世界20の国と地域でプレミア配信いたします。詳細をまとめました。演奏はドイツの天才ピアニスト、ベンヤミン・ヌス。スペシャルゲストも登場します。是非ご視聴ください。また配信前解説と配信後解説もこのnoteでやります。よろしくお願いします。 All 30 pieces of "Pianoschlacht III" which was held

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          国際オリンピック委員会の一隅のオペレーションの問題の記録

          国際オリンピック委員会のどこかの部署が失策したのだと思う。これはたぶんどこにも書かれていないはずだ。今後もしかしたら何かの役に立つかもしれないので記録しておこうと思った。少々巻き込まれた感があったし。という、ただの個人的な記録である。 2021年7月24日未明、海外の友人から「おめでとう!」というメッセージが来た。愚生が作ったゲーム音楽が東京オリンピックの開会式で使われていたというのだ。送られてきたリンクを見ると確かに「それ」は鳴ってはいた。国際オリンピック委員会の公式のY

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          「Left」 楽曲紹介〜そのどこにでも存在する属性主義と知性の劣化

          「総理と会食してペン貰った♪」3、4年くらい前だっただろうか。朝食か夕食かまでは聞いてはいなかった。あるマイノリティの現状について多数の対象者に取材して連載記事を書いていた某新聞記者が「総理と会食してペン貰った♪」と、当時の取材対象の一人に向かって他意なく嬉しそうに話していた…という話を、やれらた本人から聞いてコケたことがあった。そこから今を見ると、決して朝食会は斬新なヤバさではないというヤバさに気づくのではあるが。この「コケた」についてはいちいち説明するまでもないが、念のた

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          強い標題の棘

          標題が強いと創作意欲も品質も格段に向上するというロジックのようなものについて。下記音源が発売されてからと思ったものの、最近また時事になったのでアップしました。 昨年の1月にこんな憎たらしいツイートをしたが、創作に於いてこういったものは本当に強力な原動力になってくれるものである。MV「暗殺したい!」(※1)の時と同じく「逆感謝」という想いだった。 当時、ピアノ伴奏付きのヴァイオリンソロ曲の依頼を受けてまさに書かんとするところだったのだが、指定されたテーマが「桜」だったのであ

          「この世はもうじきお終いだ」 野坂昭如 「マリリン・モンロー・ノー・リターン」を楽しむ

          野坂昭如「マリリン・モンロー・ノー・リターン」 https://youtu.be/jx9FYmMOA04 今年一番聴いてる オリジナルもいいけどこれも素晴らしい #今日のBGM 今年2月にこのようにツイートした「マリリン・モンロー・ノー・リターン」だが、年末になってもその座を譲らなかったので語ってみたい(※)。敬愛する野坂昭如氏の名曲の一つである。 まずオリジナル版。 諦観という諦観がサビを占拠、支配している触れたい箇所は多数あるが一つに絞る。もっとも重要な、サビに当た

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          「どんな機材を使ってるの?」の話

          下書き途中のを予約投稿してしまいました。そんな感じの内容です。 SNSの全く関係ないエントリに突然「どんな機材を使ってるか教えて!」って来る話。アレはなかなかちょっと難儀である。なにがって「企業秘密なのに」とか「そんなのタダで訊きやがって」とかそういうところじゃない。 回答がイエスノーならまだいい。「楽譜作成ソフトは使ってますか?」「はい」で済む。しかし「どんなシンセ使ってるんですか」みたいなことを訊かれると結構面倒なことになってくる。これはいつも使ってるかな、こういうと

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