どうしたロコンド!?下方修正の原因はヒカル砲の反動減? ~その1~
ざっくり決算書講座です。本日のテーマは、ロコンドの決算分析。ロコンドは靴を中心にECサイトで販売を行うアパレル事業者です。当初は、デヴィ夫人を使ったTVCM、最近は、人気ユーチューバーのヒカルさんとのコラボ商品が売れて株価が4000円突破してり、オリラジのあっちゃんと芸人の宮迫さんとのYoutube番組WinWinWiinのスポンサーであることも有名ですね。
1.業績下方修正
ロコンドの第3四半期決算は減益、通期予想を下方しました。
対前年比を第三四半期累計期間、3月~11月で比べると、前期が11. 4億円あったのが、今期は7.3億円と低下しています。
通期の予想も10月予想の10億円から、今回の1月予想では、8.5億円です。では、前年比について、詳しくみていきます。
2.四半期別前年比
2021年6月から11月は対前年減益です。
対前年比について、グラフをご覧ください。1Q、2Qとありますが、これは四半期で、Qはクオーターの頭文字です。改めてグラフを見ると、1Qは対前年プラスですが、2Q、3Qはマイナスとなっています。
昨年は、(クリック)登録者450万人越えの人気ユーチューバー、ヒカルさんとコラボしたオリジナル商品が売れまくった年です。通称、ヒカル砲が炸裂しています。
昨年の4月には注文が殺到してサーバーがダウン、昨年の9月には株価が4000円を一気に突破しました。
1Qはヒカル砲の影響がない今年度でも対前年プラスと好調ですが、3Qはマイナスですね。
次回以降では、3Q低下の要因を深堀していきます。
全体を見たい方は、動画で詳しく解説していますので、そちらをご覧ください。