島に来たらこれ食べて!奄美を代表するウマイ郷土料理7選
奄美の黒糖焼酎とお土産を販売している浜千鳥館のSNS担当なっつです🍊
とよく聞かれます。それくらい奄美の郷土料理は意外と知られていないもの……。
せっかく奄美に旅行に来るなら、地元のおいしいものを食べてほしい!ということで、今回はしまんちゅが自信を持っておすすめする奄美の郷土料理7選をまとめてみました✍️
ぜひ奄美に旅行に来る際の参考にされてくださいね。
それでは早速スタート!
1. 鶏飯 けいはん
奄美に行ったら鶏飯食べて。というのはもう聞き飽きたよ!という人がいるくらいこれはメジャーな郷土料理かもしれません。
ごはんの上に錦糸卵、鶏肉、椎茸、薬味などの具を載せ、熱々の鶏がらスープをかけて召し上がってください。
ごはん少なめにスープをたっぷりとがおいしく食べるコツです。
2. 油ぞうめん
「そうめん」とついているものの、うどんで作る家庭やお店もあります。
麺の種類や汁あり、汁なしバージョンなど、家庭やお店によって異なりますが、煮干し、人参、ニラが入っているのが特徴です。
出汁がしっかりと効いていて、あっさりとした味付けなので、お酒のお供にはもちろん、〆にもおすすめ。
大体の居酒屋メニューにあるので、お店によっての味の違いを楽しむのも面白いかもしれません。
3. 塩豚と島野菜
元々あまり島に出回っていなかった豚肉は、正月などのお祝い事によく食べられていました。
昔は正月に豚を集落でつぶし、余った豚肉を塩漬けに保存していたのだとか。豚肉にしっかり塩が効いているので、野菜やお芋はほとんど味付けをせず、一緒に煮込み、塩豚と野菜を一緒に食べることでちょうどいいバランスになります。
濃い味付けに、お酒もごはんも進みますよ。
しっかり塩の効いた塩豚とゴロゴロ島野菜を楽しみたいなら、家庭の島料理をコースで出してくれる「喜多八」がおすすめです。
4. 豚の角煮・豚足の煮込み
沖縄料理のイメージがある豚料理ですが、奄美でも豚料理はけっこう有名です。そして、甘辛く煮た豚の角煮は、じつは黒糖焼酎との相性がバツグン!
コアなファンが多いトロトロに煮込んだ豚足は、コラーゲンたっぷりなので、次の日はお肌がプルプルになっているかもしれません。
豚の角煮は子どもも食べやすい味付けなので、子連れ旅にもおすすめです。
5. パパイヤの漬物・島らっきょう
一度食べた人がやみつきになってしまう島の2大おつまみ。
パパイヤの漬物は、居酒屋のお通しや定食の小鉢についてくることも多いので、最初はパパイヤって果物じゃないの?とびっくりするかもしれません。
実は熟れる前の青パパイヤは漬物やサラダに、熟れた後のオレンジの状態は生でフルーツとして2度楽しめるのです。
島らっきょうは普通のらっきょうに比べて、小ぶりでシャキシャキした食感が特徴で、ピリッとした辛さがクセになります。
どちらも黒糖焼酎と合わせるとさらにおいしい!
6. ヤギ汁・ヤギミルク
昔から島の人の暮らしに馴染みがあったヤギ。野山で捕まえてきたヤギを家で飼い、育った頃に食べるという習慣もありました。
いまは奄美大島で食べられるところは少ないものの、与論島などはまだヤギ汁文化が根強く残っています。
正直、ヤギはケモノ感が強く、好き嫌いが分かれるので、挑戦してみたい方はぜひ挑戦してみてください。塩味よりも味噌味の方がほど良くクセが抜けておいしく食べられます。
またヤギミルクを使ったアイスクリームなどは気軽に試せますよ。
▼ヤギ汁を試すなら「居酒屋ほこらしや」がおすすめ
▼ヤギミルクを使った製品を試すなら「それいゆファーム」へ
7. かしゃもち・よもぎ餅
しまんちゅの昔懐かしいおやつ、かしゃもち。
小さい時からおばあちゃん家で食べていた味で、カシャの葉に包まれていることから「かしゃもち」と呼ばれています。
実際は、よもぎをメインに黒糖で甘味づけしたお餅です。
よもぎの香りと黒糖のほんのりとした甘さが日頃の疲れを癒してくれます。
賞味期限が短いので、お土産屋さんよりも空港や地元のスーパーなどで手軽にゲットできますよ。
まとめ
今回ご紹介した奄美の郷土料理は以下の7つ。
鹿児島とも沖縄とも完全に同じではない独特の食文化を持つ奄美大島。ぜひ奄美の味を堪能されてください。
郷土料理が食べられるようになった背景を調べてみると、昔の人の暮らしが少し見えてきて、旅をさらに深めてくれるかもしれませんよ。
奄美に限らず、足を運んだその土地土地の郷土料理を楽しんでみてくださいね!