福島県、富岡町のとみおかアーカイブ・ミュージアム
事務局のいくみです。グループBのフィールドワークで訪れたとみおかアーカイブ・ミュージアム。福島県の沿岸部、富岡町にあります。震災のことを伝えるミュージアムである一方で、富岡町の歴史、文化、人々の暮らしも展示されています。
展示の半分は富岡町のこれまで。震災前の富岡町の成り立ち、土地柄、そういったものを順を追って知ることができます。日本全国のなかの福島県、そして福島県の中の浜通り、そして浜通りの中の富岡町。それぞれに土地柄があって歴史があって人々の暮らしがあると思うのですが、その中でも富岡町は震災前、どのようであったのか。まずはそれを知ることができます。ひとくくりにできない人々の暮らしを見て聴いて知ることができます。
そして展示のもう半分は震災後の富岡町。福島県は津波の被害についてあまり語られないですが、富岡町も津波が押し寄せた地域です。震災時の状況、津波が押し寄せた際の駅の改札や住民の声でミュージアムに展示することになった住民への避難を呼びかけるため循環していたパトカー。
最後はワークショップを通じて震災前の富岡町を再現したミニチュア富岡町も。住民の声を反映して「●●さんち」「●●したところ」などとコメントが書いてあります。
所要時間は1~2時間程度。もしじっくり展示を観たり、それぞれの方の動画などをすべて見るのであれば半日はかかるかもしれないです。
📍とみおかアーカイブ・ミュージアム
JR富岡駅より2.5km 徒歩30分、車で5分
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