あけまして。PS5。

また、あっけなく年が明けた。
世間では「あけましておめでとうございます」なる挨拶も、ひとしきり飛び交い終えた頃だろうか。本当にめでたい限りだ。俺はお正月が最も好きな行事である。今年で令和も7年。この年号の誕生を目撃したあの日から、もうそんなに経つのか。令和も小1になったわけだ。
俺は今年で26歳になるが、未だに子供じみた物欲に駆られている。具体的にはPlayStation5が欲しい。しかし高過ぎる。どんなにハイスペックであろうと、ゲーム機に12万円はとてもじゃないが、とてもじゃないのだ。Nintendoスイッチなら4台買えてしまうし、俺の大好きなフエラムネなら1,700個も買える。フエラムネは8個入りなので、実質13,600個だ。そんなにラムネを食べたら、さすがの俺も死ぬのだろうか。
ここ最近はヨドバシカメラに出向き、プレステの在庫を確認しては、何も買わずに帰宅するという、訳のわからない休日を過ごしている。そうやって自分を律しているのだ。めちゃくちゃでかい観葉植物も、あと二つくらい部屋に欲しい。物欲の悪魔――そう呼んでもらっても差し支えない。

追記
あれほど自分を律していたのに、ちょうど今朝この文章を書いていた俺は、先ほど駿河屋にてPS5を購入しました。駿河屋の悪魔。