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【横浜DeNA】2024年スタート・今オフの補強のおさらいと戦力分析

読者の皆さん、新年あけましておめでとうございます。

今年も皆さんが「面白い!」「ためになる!」と思えるような記事を沢山書いていけるよう頑張りますので、読んで頂けたら嬉しいです。

さて新年1発目の記事は現時点でのDeNAの現状をおさらいしてみようと思います。

昨年のオフシーズンに入って以降、今永のMLB挑戦や、石田・戸柱のFA権行使有無の動向や、外国人選手の退団、新戦力補強など、色々と動きがありました。

そうした中で今時点でどんな戦力になっているのか、去年と比べてどうなのか?まだ補強はあるのか?気になる人も多いと思います。

なので、まずは現状のおさらいをやっています。


2024年の選手一覧

今オフ、現時点でDeNAは支配下10人・育成9人の合計19人の選手を獲得しています。
内訳としてはドラフトで11人・戦力外で4人・現役ドラフトで1人・外国人選手で3人です。

そして現時点では支配下63人、育成18人になっています。


オフの主な出来事

ドラフトでは打撃技術が極めて高い、度会を獲得

まずは昨年に行われたドラフト会議で、横浜DeNAは1位指名で度会 隆輝外野手の獲得に成功しました。
度会選手は昨年のドラフト指名選手の中でも打撃力が非常に優れていて、バットコントロールの巧さが光ります。

ドラフト直前の予想では、今永のMLB挑戦に合わせて即戦力投手を指名する可能性が高いと、自分含めて予想する人も多かったですが、度会選手を指名してクジを引き当てたことで、驚きと嬉しさの入り混じる指名になりました。
度会選手を指名したのはチームの得点力不足を解消するためだと思いますし、将来的には1番打者や中軸で安打を量産して活躍して欲しいですね。

この他にも全体的に有力な野手を多く指名していて、DeNAとしては初めてと言ってもいい「野手ドラフト」になりました。
この指名については別記事で詳しく解説していますので、良かったらこちらをご覧ください。


戦力外からは実績十分の森唯斗を獲得

DeNAは例年戦力外選手を獲得していますが、今オフも戦力外から4人も選手を獲得しました。
その中でも注目されたのが、ソフトバンクを戦力外になった森唯斗投手。

プロ入りした2014年から2021年まで、盤石のリリーフとして活躍し続けてきた投手で、昨年の年俸は4億6000万でした。
そんな実績十分の投手を獲得できたことは紛れもない「補強」でしょう。

近年は球威が落ちてきた影響でリリーフが難しくなり、2023年は2軍で先発で調整していました。
しかし先発としての2軍成績は結構良い方で防御率1点台に抑えていましたし、まだまだ活躍できる実力は持っているでしょう。

この森投手の他にも、オリックスを戦力外になったアンダースローの中川颯投手、巨人を戦力外になった堀岡隼人投手も、2軍成績がとても優秀でした。
中川颯投手は育成選手でしたがDeNAは支配下登録で契約しましたし、期待しているのが伝わってきます。
堀岡投手は育成契約ですが、2軍でしっかり結果を残していけばすぐに支配下登録を掴むことができるでしょう。

そしてソフトバンクを戦力外になった九鬼 隆平捕手も育成で獲得しました。
捕手陣の層を厚くするためと思われますが、球団は打撃も守備も評価していて、ここからの活躍に期待に期待したいですね。


現役ドラフトで佐々木千隼を獲得

昨年12月に第2回現役ドラフトが行われました。
そこでDeNAは、ロッテの佐々木千隼投手を獲得することができました。

佐々木千隼投手は2016年のドラフトでDeNAが外れ1位で入札していましたが、当時は5球団競合でクジを外してしまいました。
ですが当時から佐々木投手のことを評価していたのは確実で、今回の現役ドラフトで獲得できたのは縁でしょう。

今のところはリリーフ起用を想定しているようで、佐々木投手もリリーフで頑張ることを表明していますので、DeNAリリーフ陣を強固にすべく活躍して欲しいですね。


外国人投手はローワン・ウィックを獲得

DeNAは長年リリーフで活躍していたエスコバーがカブスとマイナー契約したことで、リリーフ外国人が1人減っていました。
その穴を埋めるために獲得したのがローワン・ウィック投手です。
ウィック投手は右投ですが直球の球威があり奪三振能力の高さが特徴的で、左右の違いはあれどエスコバーとよく似ています。

エスコバー投手が23年に40試合に登板しましたが、ウィック投手はエスコバー投手の後釜として同じぐらいの登板数は期待できそうです。
結果次第ではセットアッパーなど重要な役割を任される可能性もありますし、活躍を期待したいですね。


FA権取得の石田・戸柱残留

FA権を行使するか熟考していた石田と戸柱ですが、戸柱は行使せず残留して、石田は行使した後で残留を選びました。
1軍レギュラー格の先発と捕手の同時流出という事態が無くなったのは非常に良かったと思いますし、残留を決断した2人に感謝したいですね。

2人共、残留の決め手は「DeNAで優勝したい」ということなので、今シーズンは優勝に貢献すべく頑張ってくれるでしょう。

こうやってFA権を取得しても残留を選んでくれる選手が出てくるのは、良いチームになってる証拠だと思うので、ここから更にチームを強化して優勝を掴んで欲しいですね。


今永MLB挑戦・総額1億ドルと報道も

今オフは今永がMLB挑戦を表明し、DeNAがポスティング申請を正式に行いました。
大谷翔平や山本由伸など注目度が高い選手が先に決まっていき、現在は今永に注目が集まっている状態です。

どの球団に決まるかが関心事になっていますが、DeNAとしては契約がいくらになるかも注目です。
最近だと1億ドルに到達すると予想する記事もありますし、そうなればDeNAには譲渡金で25億円近くが入ってきます。

今永の流出は痛いですが、代わりにこれほどの大金が入ってくるのならメリットがでかいですし、どうなるか楽しみですね。


バウアーMLB復帰模索

昨年、彗星の如くDeNAにやってきて先発で大活躍をしたトレバー・バウアーはMLB復帰へ向けて動いています。
しかしバウアーや代理人のレイチェル氏の話などを見ると、あまり良い感触を掴めていないようです。

当初は結構強気だったバウアーも、最近現地のTVに出演して過去の自分の行動を謝罪していましたし、かなり切羽詰まった状態になっているのでしょう。

もしバウアーがどのMLB球団とも契約ができなかった場合、DeNAに戻ってくる可能性もありますが、それが決まるのはおそらく2月以降になるので、バウアーのことは一旦置いて補強を進める必要があります。

個人的に当初はバウアーのMLB復帰を応援していましたが、現時点でのMLBからの冷遇を見ると、来年もDeNAで活躍して沢村賞を獲って欲しいと思うようになりました。


現時点の戦力分析

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