そういえばキャラクターを生み出す側だった
1月9日。推しキャラクターの誕生日だ。
ヒプノシスマイクの神宮寺寂雷先生。永遠に35歳。
WEB同人イベントでは前夜祭から開催されており、私は昨夜から出たり入ったりして楽しんでいる。
pixivには次回新刊には入らない年齢指定ありだがバースデイ小説をアップした。(だいぶニッチな内容になってきたが自分は楽しいってやつだ)
寂雷先生の誕生日について担当CV.である速水奨さんもTwitterでツイートしていた。
キャラクターが生み出されて、彼らの背景が設定されてゆく。
そして演じられて、視聴者へ届けられる。
誕生日を祝ってもらえるキャラクターはとても幸せだろうな、と思った。
それはきっと生み出した人たちも嬉しいのではないだろうか。
そういえば自分だって小説の中でキャラクターを生み出すわけで。
もし自分が生み出したキャラクターが誰かに誕生日を祝われたら絶対嬉しいし、感動しか想像できない。
アニメやゲームだとビジュアルから好きになってもらえたり、声優さんのファンの方が好きになってくれたりと幅が広い。
もちろんストーリーからキャラクターを好きになることもあるだろう。
小説に登場するキャラクターを好きになるってかなりハードルが高いような気がしている。
ジャンルにもよるだろうが、例えば村上春樹さんの小説だとしたら、「僕」という一人称で書かれているから自分と同期しながら読まれる方も多いかもしれない。
ドラマ化やアニメ化などされない限り、小説のキャラクターは読み手の想像の中で様々に変化して演じられているだろう。
それでも小説を読んでいるあいだだけでも、愛されるようなキャラクターを生み出したい。
読んだあとに、「あぁ終わってしまった。もう会えない」と思ってもらえるくらいのキャラクターが世に出せたら。
そんなことを推しキャラクターの誕生日にぼんやりと思いながらnoteを書いている。
いちおう自分が書いた小説のキャラクターはビジュアルが決まっているのだが、芸能人のだれそれみたいな感じ、とかノートに書いていたりはする。
先日買ったsilentのシナリオブックには、最初に「川口さんと目黒くんのラブストーリーを作りたい」というプロデューサーの構想があったと書かれていた。
少し似ているかもしれない。
私はヤフーニュースとかのゴシップ記事やアンダーグラウンドなルポを読むことが多く、そこから起草して場面の一部にすることがある。
書きたい場面があって、そこへキャラクター(芸能人)を当てはめる、といった感じで作り始める。
しかし目黒くんのビジュアルを思い浮かべながら小説書くの楽しそうだな。
フリー台本でも使えそう。
やはり作品を作るためにはインプットが大切だと感じている。
作品を見て、自分の想いを整理する、そしてアウトプットする。
それが創作の楽しさなのだろう。
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