人生

中学の時、管弦楽部を辞める事態になったら、
ホルンの吉永君に「いつ辞めるの?」と尋ねられた。
「あ?」と唖然としていると、
「本格的にトロンボーン勉強するためにオケラ辞めるんでしょ?」ときた。
いや、それは・・・。

そんなこと言ってたら、ホルンの吉永君と森秦の二人で、
ホンマにプロの先生について勉強始めちゃって。
吉永君が新日本フィルで、森がドイツ行ってとか。
なんだかな。

もうトロンボーンは吹けないけれど、
思い出だけは、それなりに形となってこうして語れる。
それはそれでいい。


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