
令和6年9月議会 個別質問 1-2.新教科書のデジタルコンテンツを活用した授業づくりについて
浜中吾郎です。引き続き、これまで私が個別質問した内容について順次載せていきます!
令和6年第3回定例会の個別質問(令和6年9月17日実施)のうち「令和7年使用教科用図書の採択事務について」より。
(以下、発言内容)
次にこうした分析観点をもとに採択された教科書を令和7年度から使用して学校授業を行うかと思いますが、実際の授業に2次元コードや、URL等のリンク先からアクセスできるデジタルコンテンツをどのように活用していく予定でしょうか。具体事例なども合わせて当局の見解を伺います。
(教育振興部長答弁)
お答えいたします。授業でのデジタルコンテンツの活用につきましては、授業の導入において動画による興味付けを行ったり、理解を深める場面で情報を共有し合ったり、まとめの部分において学習内容をフィードバックしたりするなどが考えられます。
いくつか例を申し上げますと、理科の天体の授業では、動画コンテンツを見てイメージを膨らませたり、実際に天体画面を自ら動かしたりすることで子供たちの興味関心を高めることができます。また、音楽の授業では、コンテンツにある様々な楽器の音源を子供たちが自由に組み合わせて演奏や作曲活動を行い、その作曲した楽譜や音源を電子黒板で共有することで、グループワークやディスカッションによる協働的な学びにつなげることができます。
また、数学の授業では、学習した内容を振り返る際に解説動画コンテンツを活用すると、自身の解答結果を個々の理解度に合わせてフィードバックできることから、子供たちが自分の理解度をすぐに確認し、必要な改善を行うことができます。
このように各教科の学習場面で有効に活用することができると考えております。
(答弁を受けての浜中の意見)
ありがとうございます。こうした具体的な事例があると非常に理解しやすいと感じました。特に音楽は楽器を弾くというというより様々な音を組み合わせて活用していく方も多いので授業で展開できるのは非常にワクワクすると感じました。私も展示会などで教科書を閲覧しましたが、例えば理科の1年生の教科書「新しい科学1」では241ページにて岡田誠教授のチバニアンに関するコラムが掲載されています。紙面にあるQRコードを読み込むと岡田教授のインタビュー動画を観ることができ、より地学・地質学の魅力に触れることができました。日本全国で使用される教科書でデジタルコンテンツも活用しながら本市のチバニアンが特集される意義は大きいと考えます。シビックプライドの醸成にもなりますし、今後の展開にも期待します!!