ナンバープレート
車で通勤していると、数字に注目する。
前を走る車、すれ違う車のナンバープレート。
自分の車の走行距離。
走っている道の番号。
中でもナンバープレートは、ちょっとした想像の訓練の場を生み出してくれる。
一番好きなのは語呂合わせだが、なぜこの数字を選んだのか?ということを想像するのも楽しい。
ゾロ目だと「ああ、そういう趣向なんだ」と思うだけだが、
たとえば、72-56 であれば、1972年5月6日生まれかな、とか。
・・93 であれば、9月3日生まれなのか、あるいはクミという名前なのか、とか。
なんの記念日なのかな~とか、意味のある数字としてはなにが考えられるかな~とか、あれこれあれこれ。
とりとめなくそういうことを考える。
語呂合わせのほうは、もっと単純に遊び気分である。
・3-33であれば三密、29-86なら肉ハムとか福ハローなど。
習慣というほどのことでもないが、信号待ちのときやちょっとした渋滞でのろのろ走らせているときには、頭の体操的にそんなことをしてしまっている。
最近は、語呂合わせを張ってして、人の名前を作ってみる、ということにもチャレンジするようにしている。
いいぞ!と思ったものはメモをしておかなければならないので、ペンとメモ帳もダッシュボードに置いてある。
とはいえ、書き留められるタイミングがいつも都合よくあるわけではないので、記憶力が必要である。
こちらがなかなか……。
「習慣」は衰えるスピードには負けるのか。
しかし!
なにかあって忘れてしまうようなアイディアなら、
そんなものは結局はよいものではないはずだ!!
と割り切ることにして、また新たなナンバーを見ては楽しむのであった。