成功事例って必ず必要なのか?
営業をしていると良く「成功事例ありますか?」って聞かれる。
これはあくまでも個人的に思い付いたことであり
ジャストアイディア過ぎるので受け取り方感じ方は読んだ人にお任せするとしよう。
成功事例って言っても
多種多様な形態があり、課題も違えば、ターゲットも違う中で
他社が成功したからといって提案先の会社が成功するとは限らない。
もちろんあった方が安心するのは分かる、極力失敗したくないから。
でもその失敗の可能性を限りなく0に近づけて
一緒にチャレンジをするために自分たち営業という仕事があると思う。
営業の本質はお客様の課題解決だから、ものを売ることじゃない
ものを売るだけなら自動販売機で良いし、全部動画にして興味あったら発注ボタン押すシステムにしたらいい。
でも営業の良いところはお客様に寄り添い、与え、考え、ともに悩み
一緒に成功する方向へ進めることだ。
成功事例はただのきっかけにすぎず、そこからはこちらの考えをぶつけたり相互でディスカッションしたりしていくことが大事だと思う。
加えてここまで"共に"考えたんだからきっと成功するに違いない!
までいければ結果云々よりもそこに"信頼"がついていると思う。
もちろん結果が出せれば最高だが、出なかった時に次のチャレンジもしやすい。
他の事例に例えてみよう。
人生で最高に幸せな瞬間「結婚式」
新郎新婦は結婚式場に行き
「成功事例ありますか?」って聞くでしょうか。
プランナー様は「こんな成功事例があるのでこんな結婚式にしましょう!」というでしょうか?
2人の経歴や馴れ初め、大切にしていること、想いをひとつひとつ聞いて
咀嚼し、つむぎ合って
世界に1つだけのオンリーワンな結婚式を提案し、最幸な1日にするために一緒に頑張っていくのではないだろうか。
これは極端な例かもしれないが本質は似ているように感じており
自分自身も持っておきたい1つのマインドだと思っている。
カップルの数だけ、多種多様、素敵な結婚式があるように
クライアント様の数だけ、多種多様な集客方法や成功の方法があるはずだ。
そこの手法を圧倒的な顧客理解をベースにデザイン、オーダーメイドし、
提案、採用いただき、チャレンジ、成果を出す。
そして喜び合えたらなんて嬉しいだろう。
これが我々に必要とされるスキルなのではないかと感じている今日この頃。
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