雑誌掲載のお知らせ
戸籍時報2月号のシンガポール家族法の抄訳につき、外国(身分関係)法制研究会として、一部担当しました。
なお、指導担当した74期修習生(司法試験合格後に、一年裁判所検察庁弁護士会で研修を受ける人です。)にも、私の担当部分はドラフトの段階で一緒に検討してもらいました。
戸籍時報3月号には、渉外家事判例評釈として
「婚姻当事者の一方が,第三者に対し,他方の婚姻当事者との不貞行為を原因とする慰謝料を請求した損害賠償請求事件において,カリフォルニア州法を適用し同請求を棄却した事例」
(東京地方裁判所令和2年10月23日判決(令和元年ワ第23389号損害賠償請求事件)
の評釈を掲載します。この事件はカリフォルニア州法では不倫の慰謝料は請求できず、日本民法では請求できるため、どちらの法を適用するかが争いになりました。これもまた報告します。
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