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日々の勉強では、自分に対してアウトプットしてみましょう。講座で学んだことを自分の言葉で自分に説明してみてください。自分なりの教科書を作るのもお勧めです。
面白かったドラマや小説の内容を人に伝えるとき、自分の言葉でわかりやすく説明する必要があります。これがアウトプットです。算命学も自分の言葉で説明することで身に付くのです。
先生の話を聴いて教科書を読むのは、ドラマを観たり本を読んでいるのと似ています。いずれも楽しい体験です。なぜなら、あまり頭を使わずに済んで楽だからです。
効果的な勉強の内訳はインプット2割とアウトプット8割です。講座を受けて、教科書を読んで、必要なことを覚えて・・・ ここまではアウトプットです。
本当の自分、自分らしい自分は人生を生きていく過程で変わっていきます。自分探しのゴールはありません。「これでいいんだ!」と思っても、また次の課題がやってきます。
本当の自分、自分らしい自分を見つけたいのなら、今の人生を生きてください。今の自分を生き抜いた先に答えとなる自分がいます。
算命学を教えている方は、どんな些細なことでも、またどんなにしつこく質問されても、めんどうがらずに丁寧に答えてあげてください。それが先生の仕事です。
何か新しい技法を習ったら、先生に「その技法はそもそも何を見ているのか?」「技法通りにならない現実はどう考えるのか?」などを納得いくまで、うるさがられるくらいにしつこく質問し続けてください。
技法の本質を掴み現実と照らし合わせるような勉強をしてきた人は、ただ教科書を読んで覚えているだけの人と比べて、エベレストのてっぺんと日本海溝の底くらいの実力差がつきます。同じ算命学を勉強していても、見えている世界がまるで違うのです。
未知の領域を研究する中で、何を信じ何を信じないかはその人のセンスです。科学の世界でも、その時は誰も信じられないようなことが、後になって真実であると証明された例がいくつかあります。
理想の人間関係とは、互いに適切に自己顕示欲や承認欲求を満たし合える関係なのかもしれません。互いに尊重しあっている関係と言い換えることもできます。
適切に自己顕示欲や承認欲求が満たされていない人は、他者の自己顕示欲や承認欲求を否定します。妬みの表れのひとつであり「心に余裕がない」とはこういうことなのだと思います。
自己顕示欲や承認欲求を全否定すると幸せにはなれません。幸せとは自己顕示欲や承認欲求が適切に満たされた状態です。
複雑系を生きる私達の人生を算命学を使って解釈するとは、深い霧の中で何となくぼんやりしたものを手探りで探し当てるようなものです。はっきりと「○○である」と断定できることなどほとんどありません。