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運勢はイマイチ冴えずに低迷しているときより、最高に盛り上がっているときが一番怖いのです。
もし誰かに「あなたは苦労の多い宿命です」と言われても真に受けないでください。そんな宿命はありません。一方で「苦労のない宿命」などと言うものもないことを忘れないでください。
何かを「信じる」という信念は、他の可能性をすべて否定する、とてもネガティブな側面を持っています。
算命学を通して理想の生き方を追求していくと、結局はいつも真理と現実の板挟みにあうようです。
真理を求めることと賢明であることは別の話です。そしてこのこともまたひとつの真理です。
合理的に問題を解決できる有効で現実的な方法をアドバイスすると相談者の心が傷つくことがあります。大した効果はないけど本人にタフな決断を要求しない心に優しいアドバイスすると相談者は笑顔になることがあります。
かたくなに悪を排除し正義を求め守ろうとする心ほど邪悪で始末の悪いものはありません。
「正義」に強く囚われた心はやがて自分と異なる価値観を否定するようになり、いつしか敵意を抱きはじめます。それは正義という大義の下、いとも簡単に暴力へと発展します。
「謙虚さ」は「逃避」の言い訳になることがあります。「満足」は「諦め」の言い訳になることがあります。いずれも自分の心を騙しているので気をつけてください。
「逃避」と「謙虚さ」は違います。「諦め」と「満足」は違います。いずれも取り違えやすいので気をつけてください。
自分のための生き方ができると、それは結果的に他者のための生き方になります。まずは自分です。
自分の心が満たされている人は自然と良い人になります。心が満たされている人は多くの人に良い影響を及ぼします。周囲の人たちのためにもまず自分の心を満たしましょう。
良い人になるために都合の良い人を演じることで自分の心の欲求を犠牲にしていると、いつか限界が来て感情が悲鳴を上げます。それは周囲の人に悪い影響を及ぼします。
あなたにとって良い人とは、あなたにとって都合の良い人ということです。多くの人にとって良い人とは、多くの人にとって都合の良い人ということです。