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運勢の力で「人生が一気に動くとき」というのは確かにあります。大切なのは、その時に運勢に身を任せて行動するか、今の生活に留まろうとするか、の選択です。好きな方を選んでいいと思います。
人生のコツ?ずば抜けて優秀な人の生き方を真似しないこと。そしてダメな人のダメなところを真似しないこと。
若いときに先を見ると人生は長く感じるかもしれませんが、ある程度歳を重ねてから振り返ると意外と短く感じるものです。
よりよい鑑定士を目指すなら、テキストばかり眺めていないで、様々な人の人生体験に耳を傾けましょう。理屈ばかりあれこれ考えていないで、様々な人の感情に目を向けましょう。
算命学を学ぶとは人間と人生を学ぶことです。より多くの技法を学ぶ時間や意欲があるなら、その時間とエネルギーをより多くの人間関係と人生体験を積み重ねることに費やして下さい。
人体図を見ながら技法をあれこれこねくり回して人間を知ろうとしていませんか?繰り返します。理屈だけで人間を理解しようとすると大きな間違いを犯しやすくなります。
知識を得て理屈で考える。人を見て感情に共感する。このふたつが統合されて初めて算命学を使いこなし、人生に活かせるようになります。ひとつの理想であり、近づけどたどり着けないゴールなのかもしれません。
理屈だけで人間を理解しようとすると大きな間違いを犯しやすくなります。人間に関することにはいつも感情が伴うからです。感情だけで人間を理解しようとすると大きな間違いを犯しやすくなります。感情には主観や偏見が入り込みやすいからです。
失敗や過ちを怖れないでください。人に迷惑をかけた自分を責めないでください。苦い経験ほど、質の高い学びがあります。素直に反省してダメだった自分という経験を無駄にしないで下さい。スパッと切り替えて人生を先に進めましょう。
宿命は、一生を掛けてゆっくり着実に消化していくのが人生の王道であり理想です。
もし宿命に消化不足なところがあったら、それも極端に消化不足なところがあったら、もしかしたらそれを大きなチャンスに変えることができるかもしれません。ピンチがチャンスに変わることってあるでしょう?
宿命と現実がかけ離れていると、運勢は現実を宿命に近づけようと力強く作用してきます。この力を自分にとって都合良く利用できると、物事が面白いように思い通りになることがあります。
宿命のあり方と現実の状態が一致したとき、物事は宿命や運勢通りに展開しやすくなります。逆に、宿命と現実がかけ離れていると、なんだか算命学って当てにならないように思えてしまいます。
宿命において縁があることと現実で実際に縁があるかどうかは、実はあまり関係がありません。現実での縁を決めるのは因縁です。そのことに気づくと算命学の理解がどんどん深まっていきます。