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10年後の私に贈り物を残す

最近Facebookを頻繁に使っている。

私は学生時代、Facebookが大好きだった。毎月アルバムを作って公開して、あんなことした、こんなことしたって友人たちとキャッキャ使っていた。


大人になって写真を撮ることも減って、この10年は投稿数も減っていった。2020年に今働いている権利擁護団体の設立クラウドファンディングを呼びかけをして、その後は休止状態だった。


それが今年は、「写真載せよう!!!」みたいな決意が突然やってきて、アルバム「moments of 2022」を作成した。Twitterやnoteとは違い、完璧プライベート用になった。何かに取り憑かれたように写真を載せまくっている。

この前取り憑かれた記事をちょうど書いた。


突然投稿が始まったから、友人が心配して「どうしたの?」と連絡をくれたりする。「最近見てるよ」なんて声をかけられて、久々にご飯に行く機会も増えた。

最近山登りしたので写真をたくさん載せた。


Facebookの面白いところは、「○年前の今日」と題して、過去に投稿したものを教えてくれることだ。


「14年前の今日、あなたはこんな投稿をしてたよ」と通知をくれる。


過去の写真の中の私たちはキラキラしている。学生時代ってよく悩んでたけど、ちゃんと楽しい部分や可愛い部分をすくい取って丁寧に仕上げてある。


その頃の私たちを、今の私は愛おしい気持ちで見つめている。それが何とも心地よい。穏やかな気持ちで過去の自分を見る。これまでの自分の変化を感じながら。「可愛いなぁー」とか言いながら。眺める。


もう、新しい趣味だこれは。


こんなに楽しいなら、10年後の私にも、今の私を見せてあげたいと思った。そうなのだ。10年後の自分が楽しむために、今、せっせと写真を載せ続けている。これってまさに、Facebookの正しい使い方なのではないか。


同年代の友人たちが子どもの写真を上げている中、自分の写真ばっかりを一人上げ続けている私なのであった。

一眼レフの練習を始めた。背景を上手にまだぼやかせない。


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ただの日記ばかり書くマガジンの名前、考え中。

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