育児経験はマネジメントの経験になる
私は育児・家事にウエイトをおいたフリーランスママです。
理想は企業に属して働くママを続けたかったのですが、現実はそうもいかず。
ただ、育児経験はマネジメントのスキルアップになると思っています。
(裏テーマとしては育児期をブランクと言わせないぞ〜の意図があります。笑)
今日はそんな話を記事にしました。
マネジメントとは?
一般的なマネジメントとはビジネス用語で下記のようにいわれます。
ただ、上記を育児に例えると
と言い換えられると思いませんか?
育児でマネジメントスキルは確実に向上するのです!詳しく解説していきましょう。
育児経験はマネジメント経験になると思う理由
1.ターゲットは部下よりも、もっと手強い「こども」だから
子供は一般的な社会人が持っている常識は持っていません。
そんなターゲットを相手にマネジメントをすることは本当に大変。
企業のお偉いさん!研修だと思って我が家にいらっしゃいませんか?笑
さらにフィールドは会社のような集団の場ではなく、本能のままに過ごすことができる「家庭」です。家庭でのマネジメントは本当に大変です。
愛がないと出来ない仕事です。
2.育児は「個性や能力を見抜く力が必要」だから
子どもは同じ腹から出てきても、生まれながらに性格が違います。
親は、何も確立していないこどもの性格や考え方、能力、何を好み何を求め、何に不快を感じるのかを知るため、常に全力で知ろうとします。
(向き合いたくない時だって、向き合わなきゃならんのです。笑)
テンプレートなし!その子にあった方法で向き合い、ミッション(例えば21時に就寝等)達成に向けて誘導するよう努めます。
3.「目標設定と管理は親の仕事」だから
例えば夕飯を完食させる!という目標一つにしても、達成可能か?時間(制限)はどうするか?その先のなりたい姿は?を提示します。
具体的なゴール(完食)を示すことで、子どもは自分がやるべきこと(時間内に完食)を理解し、実践し、なりたい自分(デザートを食す)へ向かって主体的に行動します。それらの目標を設定し、管理するのは親の仕事で、ことある毎に実践しているのです。家事と並行して進捗管理(あと汁物だけだねぇ、すごいじゃん!等の声かけ)も怠りません。
(これらの設定が甘いとグダグダの夜になるわけです・・・)
4.「モチベーションの管理」もしているから
なぜ必要なのか?目標達成後の効果は何か?を理解してもらうことで子どものモチベーションを上げさせようと努めています。
例えば朝の支度の際、「早くしなさい」では子どもには響きません。
「今日はお迎えを早くしてあげたいんだ。だけど、朝遅刻して保育園に行くと、お仕事する時間がなくなっちゃうから、早お迎えができなくなるかも。だから早く準備して保育園に行こう。」と伝えると、早お迎えという効果に期待し、行動し始めます。(それでも動かない事もあるw)
5.「まず共感、聞く、肯定、提案する」を実践しているから
これは育児を通して一番意識していることです。
イヤイヤ期でやってはいけないことは、以下のことです。
・「ダメ」で押さえつける
・感情的に叱る
・わかりにくい言葉で注意(指導)すること
これって大人もそうですよね。上から一方的に押さえつけてもその一瞬は良くても、長期的に見たら何も変わりません。
例えば公園からなかなか帰らない子どもに
まずは共感:○○ちゃん、まだ遊びたいんだよね。
(少し聞く体制になる)
聞く:どうして帰りたくないの?
肯定:そうだよね。楽しかったもんね。
提案:じゃぁ、最後に一つやりたいものやって帰ろうか。
と、すると状況が一変することがあります。(それでもイヤイヤなときあるけどw)
会社員時代、若手の子と一緒に仕事をする際にこれを知っていれば、もっと気持ちよく、そして主体的に業務に取り組んで貰えることができたかもなぁ、と想像したり。
6.リスク管理が必須だから
事故や事件、お友達とのトラブル等、常に気を抜かずにリスク管理していることは言わずもがなですね。
7.お金の管理も必須だから
育児はお金がかかります。限られたお金をどう使うかは親の管理にかかっています。有限なお金を効果的にどう投資するかは親の責任です。
まとめ
どうでしょう。育児はマネジメントの業務内容に類似してませんか。
仕事も育児も家庭も相手は人です。
育児を通して24時間体制でマネージャーとしての人間力を高め、スキルを磨いていると言っても良いのではないでしょうか。
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