【シャドウハンターズ】キャサリン×アリーの奇跡を語る
どうも、浜辺恭庵です。
今回は、殴り合い人狼『シャドウハンターズ』に関するエピソードを語っていきたいと思います。
シャドウハンターズって?
基本情報
ジャンル:正体隠匿系
プレイ人数:4~8人
プレイ時間:60分程度
シャドウハンターズは
・邪悪な存在「シャドウ」
・シャドウ討伐を目指す「ハンター」」
・戦いに紛れ込んでしまった「ニュートラル」
の3つの陣営に分かれ、それぞれの目標のために戦うゲームです。
【各陣営の勝利条件】
シャドウ:ハンターの全滅orシチズン3名の死亡
ハンター:シャドウ陣営の全滅
ニュートラル:個別に設定された条件の達成
これだけ見ればただのバトルロワイアルになりそうですが、
このゲームの特徴が「他プレイヤーの正体が分からない」こと。
ゲームの舞台である「悪魔の巣食う森」に立ち込める霧によって、
目と鼻の先にいても相手の姿を正確に認識できない状態にあります。
そんな状況下で、物理で殴ったりお婆の占いで殴ったり
アイテムや自身の能力を利用して陣営の勝利を目指すことになるのです。
キャサリン×アリーの奇跡
ここからが本題。
シャドウハンターズにどっぷりに嵌まる事になった出来事があり、
私それを「キャサリン×アリーの奇跡」と呼んでいます。
まずはシチズン陣営「アリー」「キャサリン」について話さなければなりません。
アリー(基本収録)
能力:HPを全回復する(使い切り)
勝利条件:自身が生存する
キャサリン(拡張セット収録)
能力:手番開始時にHPを1回復する
勝利条件:自分が最初に死亡するor生存者が自身含め2名になる
この二人が同時に勝利する方法は
・キャサリンが最初に死亡する
・ハンター及びシャドウが全滅した状態で両名が生存する
の二通りですが、実質前者一択である。
その理由が、ハンター・シャドウ陣営の存在だ。
シャドウ・ハンター陣営は、どちらかの陣営が全滅することで勝利する。
キャサリンは自身含めた2名のみ生存した場合に勝利する。
これを聞いて、勘のいい読者ならお気づきかもしれない。
退場し損ねたキャサリンはハンター・シャドウの一騎打ちに相乗りするのが理想。
シチズン、人数が偏った陣営は積極的に倒すべき存在なのだ。
その日行われたゲームの最終盤面は
ハンター1
シャドウ1
ニュートラル2(アリー・非公開状態のキャサリン)
シャドウ・ハンターによる一騎打ちの決着が近づく中、
「もう少し早くアリーを仕留めておけば良かった」と後悔をし始めていた。
そんな状況で、まさかの奇跡が起きた。
黒のカード「ダイナマイト」が直撃したことで、シャドウ・ハンターが同時に死亡。
ニュートラル二名を残してゲームが終了したのだ。
瞬間、ほぼあり得ない盤面での勝利に気が付き興奮した。
だが、自分はまだ正体を明かしていない。
ハンター・シャドウの相打ちというレアケースにざわめく中で叫びそうになるのを必死に抑えた。
まだその時じゃない、と。
生き残ったアリーの勝利は確定した。
残すは正体不明のニュートラルを確認するのみ。
そこで声高らかに正体公開、勝利宣言をした!
「アイム キャサリーン!イェーア!」
この時アリーと席が隣同士だったこともあり、感極まって思わずハイタッチ。感想戦もまさかのペア勝利にとても盛り上がりました。
あの奇跡から約10年。
これが「キャサリン×アリーの奇跡」です。
今思い返しても思わずにやつく程に忘れられない体験となり、あの日を超えるような勝利を勝ち取れていないです。
人数を多く必要とする性質上、あまり遊ぶ機会に恵まれずニュートラル陣営での勝利もあまりできていない。
それでもあの時の興奮が忘れられず、遊べそうなときは声を掛けるようにしています。(そんな事してたら「シャドーレイダーが好きな人」と認識され始めるようになってましたw)
ついでに言えば、ほかのゲームでも第三陣営・ロマン勝利に取りつかれちゃっている有様ですw
最後に
ここまでお話に付き合っていただきありがとうございます。
今回の記事で取り上げた『シャドウレイダーズ』ですが、
現在は生産がされておらず入手が困難になっています。
その代わり、後継作品である「シャドウレイダーズ」が発売されていて、今はこちらを遊んでいます。
※購入の際は基本・拡張の両方の購入をお勧めします。
というわけで、今回はゲームのプレイスタイルに大きな影響を与えた
シャドウレイダーズと「キャサリン×アリーの奇跡」について語らせていただきました。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
シャドウレイダーズに限らず、面白い・興奮したゲーム話等あれば
コメントいただけると幸いです。
それでは、今回はこの辺で。