浜松市でのお盆供養
皆さま、こんにちは!
浜松葬儀【公式】ブログ担当のスピースです。
世間では、いわゆる盆休みとなっていますね。弊社の営業地域である静岡県浜松市では、7月(新盆)・8月(旧盆)と地域によって分かれており、祭壇を飾って賑やかく供養する習慣がある為、忙しい時期となっています。
浜松市で行われている初盆供養に関して、簡単にまとめてみますね。
特徴1
これは、なんといっても初盆用の祭壇を自宅に飾りることでしょう。
浜松のお盆を知らない方は上の写真を見て、びっくりされるでしょう(笑)
「お葬式2回やるの???」
て、驚く方もいます。
このようになっていった経緯は、諸説ありますし長くなるので割愛します。
特徴2
「盆義理」といって、近所の方や勤務先の方などが、お葬式のお通夜のように弔問に来られるということでしょう。
この時には、「盆供」(=お葬式の香典)として、施主へお渡ししていきます。これに対して、施主は「盆供返し」(=お葬式の香典返し)として返礼の品をお返しします。
秦から見ていれば、まさに自宅でお葬式を行っているのと変わりありません。
特徴3
勤務先や親戚縁者より、篭盛や生花といった供物がお供えされます。
もちろん、お葬式よりも少ない数にはなりますが、篭盛なんかは10~20個もお供えされることもあります。
特徴4
お施餓鬼を重要視するんです。
お施餓鬼とは、家の外にいる餓鬼に食べ物を施し、慰めるための法要です。大雑把にくくると、法事と同じような感じではあります。基本的には外にいる餓鬼への施しの為、縁側から外に祭壇を向けてもうけ供養することが特徴です。基本的な考え方は同じですが7月盆と8月盆ではお寺様の考え方や設営の仕方は若干違います。
逆に全国共通のものとしては?
先祖を供養する気持ちではないでしょうか?
これが無くなっては何もかもが非効率で無駄なものと捉えられるでしょう。
残念なことに・・・
浜松市も、他地域から参入してくる葬儀会社もあり、この独特な文化に変化が起こっています。
要は、こんな習慣は他地域には無いので対応できないんですね。しかも昨今の供養の小規模化や住宅事情、経済環境などによりすべてのお宅がこのように供養できるばかりではないんですね。
そんなとこに「初盆や法事は無理してやる必要はないですよ」と、葬儀会社から言われたら、「ラッキー!」と思って止めてしまうでしょう。
しかし、お盆に勤務先や近所の方がお参りにきて慌ててしまう。。。バタバタ。。。恥かいた~って
葬儀会社の職務は、そのお宅の環境(住宅事情・予算・生活環境)に合わせた供養のやり方を提案する事だと考えています。
事もあろうことに「止める」事を推奨するのとは正反対ではないでしょうか。
最後に
世界中に様々な国があり、宗教があり、文化があるように、日本にも各地域にそれぞれの供養があるわけです。弊社は可能な限りご供養のお手伝いをしていきたいと思いますので、お困りのさいは遠慮なくご相談ください。
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