【Photoshop】GPUが認識しなくなった!原因と対処法を解説
こんにちは!
しがない雑食系クリエイターのはまやんです!
皆さん、Photoshop楽しんでますか?
僕も本業でPhotoshopをガシガシ使い倒していると、ある日こんな通知が出てきました。
「Photoshop でディスプレイドライバーに問題が発生したため、グラフィックハードウェアを使用する拡張機能が一時的に無効になりました」
そして低下するパフォーマンス、プライスレスですね。
そもそもGPUとはなによ?
グラフィックプロセッサーの事で、PCの画像・映像・3D処理を担当しているパーツ。
高ければ高いほど処理速度が向上する。
そんな冗談言ってる場合ではなく、GPUが認識されないとリアルに作業効率下がって仕事になりません。
そこで今回は実際に起きたGPUが認識されなくなった考えられる原因と対処法をご紹介します!
※今回は僕が本業で使用しているWindows+NVIDIAのGPU環境でのご紹介となります。
PhotohsopでのGPUの役割
よくPCでゲームをする時や3DCGを使う時に重要視されるGPUですが、Photoshopではどのように使われているのでしょうか?
GPU なしでは動作しない機能
グラフィックプロセッサーがサポートされていない、またはそのドライバーに問題がある場合は、これらの機能は動作しません。
遠近法ワープ(詳細情報)
・3D
・油彩
・レンダリング - フレイム、ピクチャフレームおよびツリー
・スクラブズーム
・概要
・フリックパン
・滑らかなブラシサイズ変更
アクセラレーションに GPU を必要とする機能
・ぼかし(レンズ)(詳細情報)
・アートボード
・Camera Raw(詳細情報)
・画像サイズ - 詳細を保存
・フォーカスの選択
・ぼかしギャラリー - フィールドぼかし、光彩絞りぼかし、チルトシフト、パスぼかし、スピンぼかし(OpenCL の加速化)
スマートシャープ(ノイズ削減 - OpenCL の加速機能)
・選択およびマスク(OpenCL の加速機能)
引用元:Adobe公式より引用
上記のようにGPUが無いと使えない機能や、画像処理を必要としているものにGPUが使われています。
特に最近のバージョンで追加された機能によくGPUが使われていますね!
GPUが認識しなくなった原因
PhotoshopでのGPUの役割がざっくりわかったところで、認識しなくなった原因をいくつかご紹介します。
今回ご紹介するもの以外での原因もあるかと思いますので、一例となります。
PCに負荷をかけすぎた
これは割とあるのですが、Photshopを開きながらPremiereProやAfterEffectsを開いていたり、大きいデータをコピーしていたりなどPCに負荷がかかっている状態でPhotoshopで重い処理をしているとGPUが認識しなくなる事があります。
この場合はPhotoshopを立ち上げ直すか、PCを再起動すれば復旧する事がほとんどです。
Photoshopで対応していないGPUに換装した
Photoshopでも対応していないGPUはほとんど無いのですが、めちゃくちゃ古いGPUだとサポート外になってしまう事もあります。
この場合は、GPUを新しいものに換装するかPCを新調するかになります。
モニターのケーブルを接続し直した時に設定が外れた
こちらは例えばPCデスクを移動した時にGPUに挿しているモニターのケーブルを抜き差しするかと思います。
基本的には普通に抜き差ししても問題なく認識されるのですが、稀に認識しなくなる場合があります。
上記3つの原因のうち、今回僕のケースで考えられるのが3つ目の「接続し直した時に設定が外れた」ケースになります。
ちょうど本業の方でPCデスクのお引っ越し作業があり、抜き差しした際に電源落とさずに抜いてしまったか何かでエラーが起こってしまったかと思われます。
原因はGPUの設定だった
上記の考えられる原因でまず試すのがPhotoshopとPCの再起動なのですが、全く直らずPhotoshopのシステム構成を見てもエラーが出たままでした。
で、途方にくれていてふとNVIDIAのGPUのコントロールパネルを確認したら3D設定を使用するプログラムから外れていました。
※画像はすでに追加済みです。
対処方法はGPUの設定にPhotoshopを追加するだけ
原因がGPUに繋がっているモニターのケーブルを外した時に何らかの要因で、3D設定が外れてしまっていました。
ですので対処法は再度3D設定にPhotoshopを追加するだけです!
追加後に念のためPCを再起動してからPhotoshopを起動してみると無事GPUが認識されていました!
僕のPC環境上、NVIDIAのGPUしか確認する事は出来ませんでしたが、AMDのGPUも同じようにコントロールパネルがありますのでGPUを使う設定にPhotoshopを追加すれば問題ないと思います!
Macの場合は気にしなくてもいい
Windows上でGPUが認識しなくなったケースで対処法をご紹介していますが、「じゃあMacはどうなんだい?」と思いますよね?
GPUの確認は画面左上のリンゴマークから「このMacについて」を選択します。
画像赤枠の「グラフィックス」部分がGPUになります。
モニターに直接Mac内部で接続していますので、Macを分解して中身をいじくるぐらいしないと検出されない事はありません。
あるとしたら僕のMacのように古いGPUがもうサポートされなくなるぐらいでしょうか。
なのでMacユーザーは気にしなくても大丈夫です!
いかがでしたか?
今回はかなりニッチな記事になりましたが、検索してもPhotoshop側で設定を見直してください、確認してくださいといったサイトばかりで一種の備忘録として書きました。
PCに詳しい人ならすぐ直す事が出来るのかもしれませんが、苦手な人は難しいですよね。
もし同じような症状が出た時にはこの記事を思い出してくれるか、ブックマークしてもらえると感無量です!
それでは良いPhotoshopライフを!