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【Photoshop】現役レタッチャーが合成のコツを画像で解説!
こんにちは!
しがない雑食系クリエイターのはまやんです!
Photoshopをお使いの皆さん「合成画像」を作った事はありますか?
Photoshopを触る事がある人は誰もが一度はやってみたい、画像と画像を合成して自分の作品にしてしまうあのアレです!
しかしやってみたいと思ってもどうやったらいいのかわかりませんよね?
そこで今回は現役のレタッチャーでもある私はまやんが、合成画像を作る時のコツを画像で解説していきます!
元の素材と完成画像
まず、今回の合成の元となる画像と完成画像になります。
元の画像たち
ちなみに元画像は毎度おなじみO-DANから使用しています!
あ、車はマイ愛車でございます!
で、これらをええ感じに合成するとこんな感じになります!
それでは順番に解説していきます!
車の画像を切り抜く
まず車の画像を切り抜きます。
今回は対象が車なので割と直線が多いです。
なので、僕はペンツールでサクッと切り抜きしました!
そのまま切り抜かず、レイヤーマスクを作成して切り抜いています。
その後にスマートオブジェクトに変更しています。
もちろんPhotoshop2020から「背景を削除」機能を使って自動で切り抜く方法もあります!
使い方についてはこちらの記事で詳しく解説しています!
街並みの画像に車の画像を配置と変形
車の画像が切り抜けたところで早速街並みの画像に配置していきます。
ここで車の画を実際に置いてみて街並みの大きさとのバランスを考えましょう!
一旦配置は終わりましたが違和感ありまくりですね。
違和感の原因は大体以下の通りになります。
・光源の違い
・色味の違い
・解像感の違い
・画角の違い
逆に言えばここを押さえれば割と合成画像はうまくいきます!
画角の調整はガイドを引こう
光源や色味は後で調整しますが、まずは画角の違和感を無くします。
街並みの画像と車の画像はもちろん、場所も機材も撮影した人も違いますので画角が違います。
街並みの画像は割と下から煽るように撮影していますが、私が携帯で撮影した車の画像は上から撮影しています。
このままだと全く調和が取れていないので車の画像を変形させます。
ただ「どうやって画角の違いを合わせるか」なんですが、まずは街並みの画像にガイドを引いちゃいましょう!
ペンツールでもラインツールでもなんでいいので街並みの道路やビルなどの直線部分にガイドラインを引きます。
これでどこにタイヤが設置していなければいけないのか、どういう大きさで配置しなければいけないのかがわかりやすくなります!
合成する時は大きさのバランスを調整する際の必須級のテクニックなのでぜひ覚えましょう!
変形は遠近法ワープを使う
それでは実際にガイドを参考にしながら車の形状を変更していきます!
形状の変更には遠近法に沿って行いますので「遠近法ワープ」を使用します。
そしてわかりやすいようにガイドの線の色を緑にしました。
「編集」から「遠近法ワープ」を選択します。
使い方はまず変形させる画像をレイアウトモードで囲います。※画像①
(遠近法ワープを選択時にレイアウトモードになっています。)
囲い終わったら、画面上部のツールオプションにある「ワープモード」にします。※画像②
あとはガイドを参考に先ほど囲った四角の四隅にある白い丸を動かしながら形状を変更させていきます。※画像②
今回のような車の場合は、フロントのリップ部分(ナンバープレートがあるあたり)と交差点のラインが同じ角度になるように変形させました。
変形させすぎると元の画像の比率を著しく変えてしまうおそれがありますので注意しましょう!
車のマスクを少しぼかしてエッジをなじませる
形状が変形できたところで車のエッジの部分がパキっとなっていて合成感丸出しなので、車のマスクを少しぼかして背景の画像になじませます。
車のレイヤーのスマートオブジェクトをダブルクリックしてレイヤーマスクを選択します。
「属性」パネル部分にある「ぼかし」の数値を調整します。
車の画像の明暗を調整する
車の画像は昼間撮影したもので、背景の画像は夜なのでもちろん違和感があります。
なので次に車の画像の明暗を調整していきます!
これは僕流になりますが、この時点でついでに軽く色味も調整していきます!
ほとんどが車の画像のみに適用させていきたいのでクリッピングマスクという機能を多用しています。
クリッピングマスクについてはこちらの記事で詳しく解説しています!
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