導火線に火がついたのはいつ頃だろうか?
どうも。
父親が39.5度以上の熱を出すと家のスペアキーを近所にばら撒く家庭で育ちました。
誓って本当です。
9月半ばより東京に越して来ました。いわゆる
アレです。
上京。
上京。上京上京。上京。
ジョウキョウ。
jyoh kyoh
来週背中に彫ろう
学生の頃、長渕剛のとんぼを聴いて2,3回は歌詞に自分を重ね上京する妄想をしましたよね?
僕もその1人です。
「薄っぺらのボントン・バッグ あ、薄っぺらのボストン・ベッグ!北へ北へ向かった…」
という歌詞があります。
荷物1つ。寝台列車で北へ向かった長渕と俺…
泣きっ面にションベンかけられてる長渕と俺…
…いや何したら泣いてる時に人からションベンかけられるんですか?
まぁとにかく、あの頃の自分が格安飛行機を足として2時間足らずで上京するのを許してくれるとは到底思えません。
結果、飛行機と同じ金額で8倍の時間を要する夜行バスを上京の足として選択しました。
ちなみにポケットモンスター ダイヤモンドで選択した最初の相棒はヒコザルです。
ヒコザルを選ぶ奴は生涯派遣社員で身よりもなく孤独死する確率がポッチャマナエトルを選択する人に比べて、著しく高いと言われています。
諸説あるとは思ってます。
脱線しましたが、長渕みたく薄っぺらのボストンベッグ1つとはならなかったものの、、
いや長渕お前ギターは絶対に持って行けよ?
と思いつつ
今にもチャックが弾け飛びそうなほどパッツンパッツンのボストンベッグ2つで北を目指しました。
出発地に見送りに来た友人がくれたブルーハーツのCDを右手に抱えて。
いや左手か。いや右か?ん??
うん。右で間違いないと思います。
間違っていたらごめんなさい。
ちなみに夜行バスはもう2度と乗らないでおこうと強く思いました。
隣に座った綺麗好きヒッピーみたいな意味不明なファッションセンスの男が福岡東京間約14時間貧乏揺すりしてましたから。
もう本当に最悪でした。
名古屋辺り、さすがに僕も我慢の限界でした。
もうこれ以外に打つ手は無かったんです。
ボブマーリーのno woman no cryをアカペラで歌ってあげました。
耳元でささやく様に。
優しく。
ウィスパーボイスで。
彼、もうそれはそれは大号泣でしたよ。
泣きながらしゃっくりしてるみたいな、アレ。
大人が絶対にしちゃダメな泣き方殿堂入りの。
ションベンかけてやろうかと思いました。
そこからは貧乏ゆすりも止み、彼の啜り泣く音が朝焼け差し込む車内に心地良く響くだけでした。
peace。
こいつ、常にポケットに太宰治の小説をいれて肌身離さず持ち歩いていやがるな?
と、勘繰られそうな文体で書き殴りましたがそれなりに新しい生活が始まった訳です。
この狭い日本でどこに引っ越してどこに居るなんてラッパーが地元をレペゼンしているのと
同じくらい、知らねえよ。って思われそうではありますけど。
兎にも角にも、新しい生活が始まりました。
と言いたかっただけです。それだけです。
気まぐれに更新していこうと思うので
大学のレポート提出などで文字数稼ぎたい人はそのままコピペして使ってもらって結構です。