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ビール泥棒な里山料理倶楽部流ジンギスカンとローメン
隔週で届くのを楽しみにしている里山料理倶楽部のオンライン料理教室キット。
里山料理倶楽部は長野県伊那谷にある発酵タイ料理レストラン「GUUUT」さんが主宰されていて、伊那の里山のめぐみ、タイやその周辺地域の料理のエッセンスを取り入れた唯一無二の発酵料理がお家で楽しめるんです。
今回届いたのは、南信州流ジンギスカン。
ジンギスカンというと北海道というイメージが強いですが、南信州にも昔から羊肉文化は根付いていて、在日朝鮮人によってジンギスカンの調理法が伝わったといいます。
今回はそのジンギスカンと〆のローメンのキットが届きました。
まずはジンギスカンを。発酵したなれ味噌が入った里山料理倶楽部流もみダレに漬けてあるマトンをキャベツと玉ねぎとともにフライパンで焼きます。
私がやるのはキャベツと玉ねぎを切ることと、焼くこと。ただそれだけ。
できました。
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事前に「ビールを用意しておいてください」の言葉の通り、キンキンに冷やしたお気に入りのビール、能登の日本海倶楽部の「奥能登伝説」とともに。
あ、倶楽部かぶりだった。
マトンは噛み応えがある部位で、嚙むほどに肉の味と発酵ならではの深みのある美味しさが口いっぱいに広がり、ビールがすすむ、進む。
さて、これで終わりではありません。
洗わずにそのままにしてあったフライパンに水を入れ蒸し焼そばを投入。
キャベツと玉ねぎ、ちょっとだけ残しておいたマトンを入れ炒め、ソースで味をつけたら完成です。
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盛り付けが伊那の飲食店みたいだとお褒め(?)の言葉をGUUUTさんからいただきました。
こしのある麺にマトンのうまみ、そしてコクのあるソースが絡んで、止まらない美味しさ。
味変用にいただいたタマリンドソースを入れると一気に東南アジアの風味が鼻から抜け、これもすごくいい!!
あまりの美味しさに感想をGUUUTさんにお伝えするとともに、勢いでお店の予約もしてしまったのでした。