![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/67596381/rectangle_large_type_2_549b67db6785a3606ce469b95ac88100.jpg?width=1200)
富山でいただく刺激的なアフリカンチキン
大航海時代、アフリカの辛い鶏料理(ベリペリチキン)を食したポルトガルの船員により、その味がマカオにもたらされ、発展を遂げた料理「アフリカンチキン」。
初めてマカオでその味を経験したときは、カルチャーショックでした。
甘さ、辛さ、香りが複雑に織りなすソースに、しっかりと浸った鶏肉の柔らかくジューシーなこと。
そして元祖と言われるお店のランチョンマットにそのレシピが惜しげもなく記載され、何度かそのレシピを自分なりに噛み砕き、作りやすいように再現してみたのですが…美味しいけれどめちゃめちゃ手間がかかるんですよね。
でも時折食べたくなるあの味。てもなかなか日本で食べられるところは限られていて。でも自分で作るには億劫で。
それがなんと富山のレストランで食べることができたのです。
ここでも何度か紹介したつまみドレッシングが美味しい「くの一家」がそこ。
女将はマカオでも料理修行をした経験があり、そこで習得したマカオ・ポルトガル料理もリクエストベースでいただくことができるのです。
今回は予約時に色々リクエスト。定番の10品目をいただける夜定食もポルトガル推しで組み立ててくださいました。
緑のスープカルトヴェルデにアサリのレモン蒸し、ひよこ豆とトリッパの煮物、タラのコロッケ、タラのチャーハンなどなど、これだけでもワイン一本空いちゃいます。
そして真打ち、アフリカンチキン!
かなーりスパイシー。でもほろりと柔らかなチキンとのハーモニーは絶妙で、クセになる美味しさ。
オリジナルでタバスコを相当効かせているらしく、ガツンと、そしてじわじわ続く辛さがとっても刺激的。
アフリカンチキンもお店によっていろんなバージョンがありますが、これ、けっこう好みです。
特別バージョンだったので、隣のテーブルからチラチラ見られましたが、お願いすれば(そして女将の余力があれば)誰でもオーダー可能。
私もまた食べに行こうっと♪