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1年前、某有名TikTokerと出会って、僕の人生は狂わされた
はじめまして
10-20代向けショートドラマを制作するショートドラマレーベル「株式会社HA-LU」でCOOを務めています。稲葉 潤です。
現在は、TikTokやInstagramなどSNSやショートドラマアプリで配信するショートドラマのプロダクションを一大事業部に、ゴリゴリと「社内」に関わるすべてと、約30名ほどの仲間に対して、責任を持っています。
自分の半生
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私は、2000年に埼玉で生まれた、しがない一般人です。学生時代は、ずっと音楽、バンドに人生を捧げてきた中で、バンドのクリエイティブをつくる傍ら、デザイナーとしても活動していました。
その甲斐もあって、前職、株式会社Gaudiyではコミュニケーションデザイナーとしてジョイン。CI/VIのリブランディングや、社内外でのコーポレートブランディング、エンタメIPのグラフィックデザイン / ブランド設計を担当していました。
対して、はるぼー
HA-LUの代表は、同じ24歳のはるぼー。コロナ禍にTikTokerとして一世風靡し、モデル / インフルエンサーとして活躍するイケイケな同い年です。
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実は僕らは、はじめからずっと仲良かったわけではなく、出会ったのはたったの1年前。友だちからではなく「仕事仲間」からスタートしました。
では、そんな関係性から、なぜHA-LUの創業に至ったのか。そもそもなぜ、はるぼーと一緒に、起業することになったのか。
今回は、ただの一般人が、某有名モデル / インフルエンサーと出会って人生が変わる様子を収めた、不思議な体験を綴ったnoteです。
これから、誰かといっしょに起業する。24歳起業家がもがく、そんな足取りを追いたい。そんな方に読んでいただけたら良いなと思っています📮
遡ること、1年前
2023年10月。
私は、朝から渋谷の街を歩いていました。
向かう先は「ランチトウキョウ」というイベント。当時の私は、2000年6月に生まれて、ストレートに大学を卒業したばかりの、社会人1年目。
23卒の新卒入社で某大手企業に勤めていた私は、とある事情から入社2ヶ月で退職を決断しました。当時、上司に撮っていただいた写真があったので、Xで「2ヶ月ですが、お世話になりました」とポストしたところ、炎上。
多くの方から引用リポストを通じて賛否両論の声をいただく中で、私は「SNS怖!」とすぐ投稿を削除して、反省していました。
するとその最中、とあるDMが届きました。
それは「日本で一番Z世代を繋げる人」という肩書きを掲げた、勢いとガッツを感じる石井くんからの
「Z世代の交流会、ご参加いかがですか?」
というお誘いでした。
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いきなりのDMに、炎上で傷心していた自分は「まずは、Gaudiyのお試し入社期間を乗り越えなければならない」と、Xから少し身を置いていました。
そして、この一波乱を乗り越え、気持ち辛々に試用期間(お試し入社期間)を乗り越えた、10月のこと。
「あのイベントってまだやってるかな?」
同世代のネットワークへ興味を抱いた私は、彼へDMを送り直して、1週間後、イベントへ参加することになりました。
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ランチトウキョウ
参加してみると、同世代の起業家や面白いバックグラウンドを持った学生が約30人ほど集まって「早朝からピザを囲んで語り合う」という超絶不思議空間が広がっていました。
元々、私は大学時代に創業経験があったことで、こういったネットワーキングは慣れていたつもりでした。ですが、今はスタートアップの1従業員。
大人数が苦手なことも相まって、何か気を引きたい一心で
「趣味は、タオル生地の服を集めることです」
と自己紹介するのが限界でした。
(実際に、年間15-20着ぐらいタオル生地の服を着まわしている、日本を代表するタオル愛好家です)
思わぬ出会い
そんな、ランチトウキョウの最初のグループ卓。
私の卓に座っていたのは、ほぼ全員が初対面の女性。緊張しながらも、その中に異彩を放つ少年がいました。 ── それが、はるぼーでした。
元々、TikTokerで、コロナ禍からモデル / インフルエンサーとして一世風靡していたという彼。緊張感のあった卓を、持ち前のコミュニケーション能力で盛り上げてくれましたw
そしてその当時。1番仲良かった友人が「SNS運用」に困っていました。
「はるぼーと繋げば何か面白いことが起きるかも。」
そう直感して、ランチトウキョウを終えたあと、すぐにDMを送信。そこから5日後、ごはんへ行くことになりました。(フッ軽w)
友人を繋ぐために再会
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2023年10月19日、再会の場所は下北沢。
私は、大学を卒業したばかりの会社員。対してはるぼーは、同い年なのに、TikTokerやInstagramで知名度を獲得しているモデル / インフルエンサー。これまで、順当に社会のレールを歩んできた私は、
「改めて、全く種類の違う人間で草」
そんな気持ちに苛まれていました。でも、めちゃ気が合った。
男子校で、青春を送れなかったと話すはるぼー。対して、学生時代にいじめを経験していたりと「学生時代」に、青春コンプレックスを抱いていた私。
10-20代、全速力でスターダムを走り抜けてきた彼の勢いと、底抜けに明るい性格。自分には持ち得ていない気迫に圧倒されながらも、
「いっしょに居たら、今より遠くまでいけそう」
そんな気持ちを感じていました。その後、無事二次会で友人を繋ぐことができ、ワクワクした気持ちで再会の晩ごはんを終えることとなります。
突然きた、一通のメッセージ
再会から、3日後
はるぼーから突然「ちょびっと電話いける??」との連絡。
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「ショートドラマつくるから、アイコン作ってくれん?」
当時私は、Gaudiyで自社やクライアントのブランド設計に携わるデザイナーとして就業していました。その経験から、はるぼーの新しいプロジェクトへ協力することにしました。
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最初に私が担当したのは「ウブな高校生の恋愛」を描く、新しいショートドラマアカウント「キミに夢中」のアイコンデザイン。
男子校で、青春を送れなかったと話すはるぼー。そんな彼のピュアな想いに、少しでも華を添えられたらと携わったそのプロジェクトは、投稿4本目でもう即日100万回再生を突破。想像以上の大きな反響を呼びました。そのときの心境は、
ふつーにすごくね?w
の一言。その成功を経たはるぼーも、次々に新しいアカウントを立ち上げ、仮説検証を重ねる毎日。私も正式にショートドラマプロジェクトに参加することになります。
その都度、アイコンやビジュアルの制作をサポートし、さらに、事業の立ち上げに向けた会社資料の作成にも着手。
次第に私は「ただの趣味」ではない、事業としてのショートドラマ制作に手応えを感じ始めていました。
ここでちょっと自分語り
私は学生時代、1度デザイン会社を創業していました。一般的な受諾制作会社のように「toBから高く仕入れて、従業員へ(予算を残すために)安く働いてもらう」そんな、極めて労働集約的な事業です。
当時は、学生時代の仲間など数名の業務委託がいましたが、実態としては、ほぼ1人会社。段々と「俺のやりたいことはこれなのか?」そんな気持ちが湧き上がっていました。そこで当時立ち上げた会社を休眠。
そして、社会勉強がてら、大企業、スタートアップを転々として、1→10、10→100、100→101と、多様な組織での在り方を学んできて、今に至ります。
特に、新卒時代の大部分はGaudiyという、CxO選挙や給与言い値制、多くの組織学をリファレンスに、常識を超えた組織でのエコシステム設計に挑戦する、イレギュラーな会社にいました。
なので私は、大企業という「超・階層型な組織」と、いわゆるDAO型で「超・フラットな組織」の両極端を味わってきた、仕組みづくり型な人間です。
ショートドラマ市場は、toBから予算をいただいて制作するだけではありません。漫画アプリのようなUXで視聴できる「ドラマプラットフォーム」で、toCからの従量課金でもマネタイズが可能な市場です。これまでの映像コンテンツに比べても、制作コストは低い。この新たな市場に「単なる労働集約では終わらない、業界構造を変えうる可能性」を感じていました。
− 学生時代に起業をしたときとは、訳が違う。
「キミに夢中」というショートドラマアカウントのヒットをきっかけに、はじめは副業の温度感から、0→1でショートドラマのヒントを探る、そんなワクワクを胸に宿していました。
事業としてのショートドラマ
ドラマ制作が加速する
2023年の年末。
「キミに夢中」のヒットを皮切りに、はるぼーは本格的に会社設立を視野に入れ始めました。
その勢いは凄まじく「このまま行けば、もっと大きな舞台で勝負できる!」私もはるぼーに共鳴して、経営基盤を整えるために動き出しました。いつでもすぐ相談できるように、これまでの下北沢のワンルームから、東横線沿いのシェアハウスで一緒に住むことに。
私も「それなら効率的だ!」「もっとエピソードトーク増えて楽しそう(邪な気持ち)」と、二つ返事で了承しました。
その当時、私は過去の起業経験からデザインだけではなく、経営視点でのサポートまで引き受けていました。ドメインの取得にはじまり、NotionやSlackといった情報管理ツールの整備、そして実稼働の流れなど、オペレーションに関するすべてを整理していきました。
自身のデザイナーとしてのスキルも活かし、会社のロゴやウェブサイト、会社資料の制作も担当。少人数ながら、強力なチームとして成長していける手応えを感じていました。
そして、組織を拡大するべく、はるぼーが呟いた次なる一手。それが、
オフィスが欲しい
はるぼーは「会社をつくるなら、まずはオフィスから!」と意気揚々と呟いていました。なるほど。確かに集まれる場所がほしい。けど、正直思いませんか?
まだ早くね?
私も同じ気持ちです。そうしたら、その数日後。
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数週間後、本当に、鈴木おさむさんが持つシェアオフィスへ入居させていただくことになりました。
はるぼーはその持ち前の人柄で、時たま衝撃的なリソース調達を成し遂げてきます。僕らは狐につままれながらも、会社設立に向けて益々勢いをつけていくことになりました。
幻のリリース
そして、2024年2月。
遂に、会社設立のリリースを出しました。そのタイミングで、自身が手掛けたウェブサイトやモーションロゴも一度すべて公開し「よし、これからだ!」という達成感で胸がいっぱいでした。
しかしその後、すぐに事態は一変。
はるぼーが「一度出したリリースを取り下げたい」「ボードメンバーも刷新したい」「事業への向き合い方も考え直したい」と心境を改めました。
はるぼーが、突如として放ったその事業方針に、正直、私やクリエイター陣は付いていけなかった。会社設立リリースは取り下げましたが、いわゆる「方向性の違い」から大きなハレーションが生まれました。
こんなやつと一緒に事業なんて出来ない!
2024年3月、私はそう感じて、東横線沿いにある彼とのシェアハウスを出ていきました。真剣に向き合ったことが崩された。何も形に残らないで、跡形もなくなった。
このときは、シェアハウスを出て、自分の本業に没頭する以外、選択肢がないように思えていました。
向き合い方の変化と再始動
幻のままで終わらせない
しかし、時間が経つにつれ、僕は冷静に振り返るようになりました。
「折角、シェアハウスをしたのに、分かり合えないまま終わるのは勿体無い」「あれで、本当に終わりにしていいのか?」
当時、友人やもう一人の同居人の支えもあって、数日後、僕たちは何度か話し合いの場を持ちました。そこで、対話をして感じた課題は2点でした。
1. 視点のすれ違い
はるぼーはトップダウンでの経営的視点、私はボトムアップでの組織的視点から、異なるベクトルでお互いの視座の高さをぶつけ合っていた。
2. 情報量の違い
自分の考えを十分に伝えられず、「伝え切ったつもり」で終わってしまい、お互いに誤解を与えたままだった。
そして、私自身にも反省点がありました。
1. 感情的になりすぎた
問題が発生したとき、冷静に対処するべきところを感情で動いてしまい、話し合いがかみ合わなかった。
2. コミュニケーションの不備
自分の考えを十分に伝えられず、「伝えたつもり」で終わってしまい、相手に誤解を与えたことが多かった。
3. 柔軟性の欠如
自分のアイデアに固執し、方針転換に対して抵抗感を持ってしまった。結果として、相手との歩み寄りが遅れた。
4. 自己効力感の喪失
これまでの意思決定の積み重ね、そして貢献している実感が無に帰してしまったことで、組織における「自己効力感」が揺らいでしまった。
人と向き合うHA-LUへ
価値観のズレや経営方針の違い、それは大きな壁でしたが、当時ハレーションを起こしていた私やクリエイター陣とも交通整備をしながら、創業期の壁へ向かい合いました。
そして同時期、はるぼーは「人への向き合い方」において、yutoriの片石貴展さんからのフィードバックがとても大きな力になっていました。
現に、このアドバイスをもらってから、今のはるぼーは大きく人柄が変わって、温かみある会社に大きく変わっていったなと感じています。
その「人への想い」が、創業期のスタートアップにおける10人の壁を突き破り、今では20-30人規模の組織に成長する原動力になっていると思います。
そんな、会社登記もしていないのに、元放送作家・鈴木おさむさんからオフィスを借りる「嘘のようで本当の話」と、yutori 片石貴展さんからの「愛あるフィードバックのお話」は、下のnoteから📮
再始動
今考えると、当時のこの課題は、多くの創業期の会社、あるあるな悩みなんだと思います。ですが当時、お世話になっていた方やメンバー、あらゆる方面に相談に乗っていただけたことは、感謝してもしきれません。
自身の想いと、はるぼーの想いを擦り合わせる時間。最終的に、メンバー全員でも話し合う場を持って、僕たちはもう一度、一緒にやり直す決断をしました。
そして、自分たちが積み重ねてきた道のりや、制作してきたコンテンツ、支えてくれたメンバー、何より僕らが抱いている青春コンプレックス。これらに思いを馳せて、会社名を「HA-LU(ハル)」としました。
そして、2024年4月、春。
失われたアオハルをアップデートする。
そんな、"青春2.0" というテーマを掲げて「株式会社HA-LU」として、再始動を果たしました。
そして、独立へ
2024年4月。「HA-LU」として正式に会社を立ち上げて、数週間。はるぼーから「役員としてジョインしてほしい」と言われます。
10代の頃、経営者になるべく知名度を上げる道を志して上京し、総フォロワー50万人規模のインフルエンサーとして活躍してきたはるぼー。
彼がこれまで一貫してきた、レールのないところにレールを作り出していく姿勢 と「ショートドラマ」という新しい市場に対して、”ショートドラマ専門のコンテンツプロバイダー" として、業界へ攻め入る覚悟。
「いっしょに居たら、今より遠くまでいけそう」
自分の夢を形にすべく「挑戦」を選択し続ける彼と、出会ったときに感じた直感をもう一度信じて、突き進みたい。多くの人と相談して悩みながらも、覚悟を持って意を決した、2024年6月。
はるぼー、株主、仲間、あらゆるステークホルダーへ筋を通すべく、前職から独立をするに至りました。
CEOとCOO
属性の違う2タイプ
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はるぼーと私は、同い年だけど完全に真逆の星です。
それは、抱いているコンプレックスの量からも明らかですが(笑)、全く違う2人だからこそ成せる技があると思っています。
はるぼーは「話し言葉」が得意で、話しぶりや生き方からも見て取れるような、生粋の起業家気質。
対して、私は「書き言葉」が得意で、大学を卒業して大手企業からスタートアップまで「組織人」として生きてきた過去がある。
考え方、持ちうるスキル、意思決定スタイルも真逆。
けどお互いに、密接にそれぞれの得意へ向き合いながら、それぞれにしかできないことがある。それ故に、未だにお互いぶつかることもありますが、大抵は目指していることが同じで、結局、先述の「視点」と「情報量」が足りないだけだったりする。
話し合えば、割とすぐに「あ、ごめんそういう考えかw」と理解し合えるので、今ではお互いに信頼し合いながら、背中を預けあっています。
はるぼーの良いところ
ここからはちょっと恥ずかしいですが、はるぼーと1番近い立場として、彼と一緒に仕事していての魅力をラブレター的に書いてみたいと思います。
1. 考え方がシンプルで分かりやすい
私が複雑に考えすぎるところを、本質的に向き合って「本当に大事なことは何か?」と、いつもシンプルにしてくれています。頭の回転早いな〜、地頭良いな〜と時たま思いますが、彼は高卒なので、自信はなさそうです。
2. 情熱的で人間味がある
はるぼーの熱意はマジもんで、それが時に衝突を生むこともありますが、人への情熱の手向け方、会社の文化、目指すべき目標への意識はブレません。
3. 突拍子もない発想力
どんなアイデアにも制限をかけず考えるので、青天井の発想で周囲を驚かせます。普通の人が「無理」と思うことを、彼は平然と成し遂げてるイメージです。はるぼーはそれをよく「フィルターを外す」と言っていますが、本当に「フィルターを外す」が正しい表現なのか、たまに怪しいなと思うことがあります。
4. 意外と親身になってくれる
過去のインフルエンサー時代だと、SNS上の印象では突き放したように見えるかもしれませんが、あくまでも「魅せ方」で、実際とは全然違うなと思いました(1年前の俺が言ってました)。ここ半年で、はるぼーも人への向き合い方が更に拍車かかって熱いです(半年前からの俺が言ってました)。かなーりの仲間想いです。
5. 何より面白い(Interestedの方)
突然、予測不能なリソース調達をするのは、マジこのはるぼーの人柄のせいです(褒めてる)。心を開くと、爆笑の渦。人生に対する彼のエピソードトークもめっちゃ面白いです(これは「Funny」な面白い)。
6. 飲まないし、パリピじゃない
私もはるぼーも、お酒が大の苦手です。大人数の飲み会にも中々行きません。Z世代ディスされそうですが、はるぼーは、あんまり興味ないと付き合いのパーティでもすぐに帰ります。けど、この経営陣の酒嫌いが平均年齢25.1歳の、HA-LUの治安の良さにつながっていると思っています。彼を酒雑魚に産んでくれて、ありがとう。
総じて
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はるぼーと出会って
今までの私は、大学まで通って大企業へ就職する、いわゆる「王道ルート」を歩んできました。ずっと「いつか起業したい」と思いながらも、環境に依存し、周りの目を気にして、覚悟を持てなかった自分。対して、はるぼーはまったくの逆。
「経営者になるべく、高校を卒業してすぐに、自分のバイトの稼ぎだけで上京。インフルエンサーとして活躍し、そのまま起業!」という「はじめて出会った人種」で、はじめは戸惑いました。
(その結果、人生を「リスクヘッジ」で考えていた自分の価値観は、はるぼーと出会ってボコボコになりましたw)
が、はるぼーの「偉人の男になる」という無謀にも思える愚直な姿勢が「いっしょに居たら、今より遠くまでいけそう」と直感した1年前。
それから1年後。こうして事実、ここまで連れてきてくれた。
僕らにとってのはるぼーは、文字通り、漫画「ワンピース」の主人公、モンキー・D・ルフィみたいな存在です。
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そして、彼と出会ってから、自分自身の高校、大学、そして社会人としての経験 ── そこでの成功と失敗のすべてが、今の私を支えていると実感できたし、それは「仲間」という意味でも同感です。
実際に、新卒時代の仲間にダブルワークとしてジョインしてもらって会社の一部門を託し、高校・大学時代の大切な後輩たち4−5人が、今、HA-LUの制作シーンを彩り守ってくれています。
過去の仲間たちが、今、会社の支柱になっている。こんなにも尊いことはありません。
自分のレールを自分で敷くことを決意してから、自分の人生は、確実に豊かな方向へと変わっていった。まさに
「いっしょに居たら、今より遠くまでいけそう」
この直感が、今僕らが描いている大きな事業戦略と共に、現実味を帯びてきている。そう感じる毎日です。
2023年6月に私が起こしてしまったSNSでの炎上。それが、今すべての伏線になっているように
「人生におけるすべての経験が、今振り返れば最高の伏線だった」
そう言えるように、引き続き「HA-LU」と、そこに集う仲間と向き合っていきたい。そんな一心です。
さいごに
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ありがとう
ここまで、学生時代から、至らぬ自分を見届けてきてくれた皆さんのおかげで、今の稲葉 潤があります。この場を借りて、本当にありがとうございます。そして、何よりこの壮大な自分語りを読破してくれてありがとうございますw
次はもっと具体的な組織の話を、Xやnoteで「#青春の裏側」としてお伝えさせてください📮(フォローして待っててね🫶)
2024年。人生第二章、俺にとっての「青春2.0」の幕開けです。やったります!
仲間探しをしています!
HA-LUでは、ショートドラマを手がける上で屋台骨となるディレクター、脚本家、カメラマン、映像作品を彩る編集者、タイアップ管理 / 進捗管理を行うPM、舞台演出やコーポレート系のデザインを担当するデザイナーなど、幅広いクリエイティブ人材を採用しています。
ぜひ、カジュアル面談からご応募ください。HA-LUの世界観、目指す先を話せるだけでも嬉しいです📮
まずはぜひ話しましょう💬
2024年10月24日(追記)
株式会社HA-LUは、映像コンテンツ制作に更なる拍車をかけるべく、シードラウンドでの資金調達を完了しました📮
サイバーエージェント・キャピタル、元LINEヤフー社長 おざーんさんが率いるBoost Capital、元放送作家・鈴木おさむさんが率いるスタートアップファクトリーという、とても胸熱な3社から出資いただいています。
株主の皆さん、いつも応援してくれている皆さん。日々、愛あるサポートにフィードバックを、本当にありがとうございます!!
目指す先は、自社IPを抱えて、グローバル進出。
日本発で、世界へ🌍
やっていきます!
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159307504/picture_pc_df2374f112ab0fe74368799b74d13717.png?width=1200)
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以上、HA-LU名義としての初noteでした。あまり参考になったり再現性はない話かもしれないけど、誰かの気づきや、心の彩りになれば嬉しいです。
読んでくださってありがとうございました📮