5/16 初心というのはいつ忘れるのかという話
仕事中、顧客からいただいた課題の対応をしている時のことです。
なんでこんなことも分からないんだろう。レベルの低い問い合わせだなぁ、と苛立ちと呆れが混ざったなんとも言えない微妙な気持ちになっていました。
ただ、ここで感じたのが初心という二文字でした。
確かにそのお問い合わせのレベルが低いというのは否めないのですが、それでも顧客なんだから分からなくて当然と言っても良いのです。
僕だって最初は分からないことだらけで、今回のようなお問い合わせであってもアタフタして時間を掛けてしまっていたはずなんです。
だというのに、少し経験を重ねただけでこんな戯けたことを考えてしまうというのは如何なものだろうか。
これではいけません。
慣れというのは、時に人を傲慢にして挙句に大きなトラブルを誘発しかねません。
それよりも、なによりも折角お問い合わせしてくれている顧客には優しく、親切であるべきだというのは基本です。
とまぁ、自分でやっておいてまるでマッチポンプのような感じもしなくもないのですが、今一度初心というものを意識したいという話でした。