これぞ「正常性バイアス」
けさ、涼しい空気の中を軽快にジョギングしていたら、スマホの緊急地震速報がビービーと鳴動してドキッとさせられた。それにしても、よくもまああんな不快な“音”を開発したものだ。NHKの音については、ゴジラのテーマを作曲した方の甥が作ったという話もあったが、私がけさ聞いたのはスマホ版だ。
とっさにスマホを取り出すと「富山湾で震度6強」との表示だ(結果的に最大震度は5強だった)。すぐに「お、それなら、ここ東京はそんなに揺れないな。念のため建物から離れた場所を走ろうっと」と思ってジョギングに戻る。
これ、あきらかに「正常性バイアス」である。
地震だけではない。大雨で家の前の河川でプープーと警報が鳴ったとしても、まず「ま、なんとかなるだろう」「大丈夫だろう」と根拠レスのまま考えている。これ、危ないぞ。
災害だけではない。
上記の記事によると正常化バイアスが強い人の特徴として
キャリア形成がうまくいかない
手順やルールを守らない
都合の悪いことに目を向けない
ハラスメントにつながる
公平な評価ができなくなる
が列挙されている。うーむ、なるほど、これはかなり自分にもあてはまっている気がするぞ。
「正常性バイアスに陥っていないだろうか?」常に自問自答するべきなのだろうな。
(24/6/3)