天使と悪魔の綱引き
強風の神宮で風邪をひきそうになったことは昨日ここに書いたとおり。
仕事がなかったきのうは風邪薬を飲んでゴロゴロしていたところ猛烈に眠くなって、午後はうつらうつらしてしまった。夜もしっかり眠れたということは、やはり体調を崩している証拠なのだろう。
トローチ、うがい、のどスプレー、風邪薬を総動員したおかげで、就寝時には喉の痛みはかなり治まっていた。しかしきょう未明には猛烈な痛さで目が覚めた。寝ぼけ眼をこすりながら、またうがいとトローチである。現在あさ9時。幸いなことにいまは痛みがない。
このあとさらに悪化するのか、それともここに踏みとどまることができるのか。さながら自分の体内で天使と悪魔が綱引きをやっている感覚である。あるいは刑務所の塀の上を歩かされていてどちらに落ちるかドキドキする気持ち。
弱気になってあすの仕事の予定をチェックすると、オンライン面談がひとつあるだけだ。最悪の場合これは自宅PCからも遂行できるから、朝の体調次第で「テレワーク宣言」しちゃってもいい。
テレワーク宣言最大の心理的障害は「金曜日の神宮が寒かったので風邪気味です」とカミングアウトすること。「しがない捨扶持で使われている再雇用のじいさんなんだからカッコつけても仕方がねえだろ」とわかっちゃいるのだが、このあたりはサラリーマンの習性がまだ成仏できていないところである。
(24/4/21)