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被災地リポで「ハアハア」言う

 以前から気になるのが、情報番組(ワイドショー)のリポーターのわざとらしさである。

けさの某局でも茨城県の火災現場に駆けつけた男性リポーターが「ハアハア」しながら喋っていた。それだけでない。こういった輩は大地震の被災地でも無闇にハアハアするのである。聞き苦しい。

 忖度するに、そうした息遣いをした方が現場の緊迫感が表現できると思っているのではないか。誰かが指示しているのか、それとも本能的にやってしまうのか。

 たとえ現場に「駆けつけた直後」だとしても、1分も静かにしていれば息もおさまるだろう。それからしっかり喋ればいいだけのことだ。緊迫した現場のようすをリポートするのであれば、コメントやカメラワークをしっかり練り上げるべきであり、それに自信がないからつい「ハアハア」で糊塗するのだろう。

みっともないからやめなさい。
(25/2/14)

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