不作なの?それとも・・・
家でいただく夕食の大好きなメニューベスト3は、順不同で、おでん・秋刀魚・カレーライスである。
おでんは「作るのはなかなか面倒なのよbyカミさん」、秋刀魚はすっかり高級魚。残るカレーだってそうそういつもいつも出てくるわけでもないが、カミさんの卓球教室があった昨夜はカレーを作り置きしておいてくれた。「ムフフ、ありがとう」である。
カレーにはらっきょうと福神漬も欠かせない。といっても特にこだわりもないので、いつでもスーパーで手に入る桃屋の花らっきょうと酒悦の福神漬が定番。
昨夜、ひとつ重大なことに気づいた。
らっきょうがあきらかに小粒なのである。ひとつふたつなら見逃していただろうが、どれもこれも、すべてがこれまでより二回りほど小さくなっている。こんなに小さくては、あのカリカリとした食感の楽しさも半減である。
何が起きたのか。「天候不順で不作だったのか」「経費削減で小粒にしたのか」ととっさに考えた。
こういう際にはグーグル先生に訊くことになる。「らっきょう 小さい」などで検索するが、通販のページばかりが引っかかってくる。
ニュースに限定すると「鳥取砂丘らっきょうの出荷が19日、鳥取市福部町のJA鳥取いなば福部支店らっきょう集出荷所で始まった。昨年は不作気味だったが、今年は雪解け後の天候に恵まれ、大玉に育ったという。」とすることし5月の記事を見つけた。
そうか。いま瓶詰めになっているのはおそらく昨年の収穫分だから「不作気味だった」のかもしれない。「大玉に育った」としているからには、やはり小粒はよくないのか。
しかしカルピスは「乳酸菌と発酵」というこんな記事を載せているではないか。
https://rd.asahigroup-holdings.com/research/2020/12/vol10.pdf
曰く「らっきょうは小粒であるほど価値がある。小粒は細胞が小さくなるからシャキシャキした歯ごたえが生まれるし、漬けるときに味がしみ込みやすい」とある。
うう、どっちなんだ。
そういえばスーパーの納豆も極小から大粒まで品揃えがあるな。らっきょうは大粒の食感が好きな私としては「好みの問題なんだろう」と理解しておく。
とりあえず桃屋さん、花らっきょうの粒は大きいのに戻してください。
(23/10/21)