![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/137373370/rectangle_large_type_2_656cc42907881937bc64b06741da9ea1.png?width=1200)
Photo by
fugud
躊躇する長さ
60歳になると映画がシニア割引で見られる。一般2000円のところが1300円になるの施設が多いようだ。
とはいえ。
私が60歳に到達してから7カ月が経ったが、この間に一回も行っていない。自社モノは試写チャンスがあるという特権もあるが、実は「観たいものがない」「それならわざわざ時間をかけずに家で本を読んでいたい」というのが要因だ。
それでも珍しく少し食指が動いたのが、“原爆の父”を描いた「オッペンハイマー」である。被爆国・日本で公開が遅れたこと、アカデミー作品賞など7部門を獲得したことなど、こんなシニアにもひっかかるポイントだ。
しかし、長い。
本編で180分もあるという。3時間も座り続けていることを想像するだけで億劫だし、なによりトイレを我慢できる自信がない。準備として半日ほど前から水分をほとんど断つことになろうが、そんなの身体に悪いのではないか?
おそらくこのままスルーしたまま公開が終わると思う。
(24/4/15)