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“しっぽり”とやるおやぢたちの会

“4兄弟”による送別会をやった

先月定年を前に退職した先輩の送別会をやった。30年以上も公私にわたってお世話になっただけに会社からいなくなったということがいまだに実感できない。

集まったのはウチの会社の3人に取材先の友人ひとりを加えた“4兄弟”。アホをやっていた昔話に花が咲くだけでなく、これからのそれぞれの道についてや体力低下・病気自慢などが入り乱れるのはすっかりおっさんの飲み会である。

取材先のおっさんがくるのでその役所を担当する若い記者を同席させて紹介してやることも多かったが、この日集まったのはたまたま4兄弟だけになった。ちょうど開催の翌日に若手女性記者から「送別で囲む会があるなら、ぜひ参加させてください」と連絡が入ったが、「ごめん、おっさん4人でしっぽりとやっちゃったよー」というやりとりになった。

「しっぽり」とやる

件の送別会。たしかにひとりでも女性が同席していれば華やかにはなっただろうが、おっさんだけで遠慮なくバカっ話をやるのもいいものだ。

たまたま使った「しっぽり」という日本語。いまはほとんど見かけない「死語」となった。当日のワイワイぶりはとてもその語感とは違う下品なノリだったが、こうした味わいのある言葉をすっと自然に使えるようにしておきたいな、というところ。
(22/1/5)

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