「おとなは仕事が学校」
昭和の終わりから飽きもせずに毎日会社に通って、はや36年目。イヤなこともつらいこともあったが、まあ適度に忘れている。引きずらないのも大切な処世術だ。いや、本当に「飽きもせずに」なのかどうか、ここはよく考えてみないといけないか。
小学生や中学生の頃は「毎日毎日学校があるのは、なんともかったるいなー。家でブラブラしていられた幼稚園前に戻りたいな」とぼんやり思っていたものだ。
「こどもは学校が仕事。おとなは仕事が学校」
朝日新聞「折々のことば」に載っていた小学3年生のことばだ。月曜日でがっくりしている息子に「こどもは学校が仕事やもんな、しゃあないで」と親が諭したところ、上記のように返してきたのだとう。
うむ、図らずも見事な金言になっている。
業務スキルのあれこれ、忍耐力、コミュニケーション力、体力、感受性、包容力、人脈、、、どれも仕事から学ばせてもらった。仕事がなければ、いまの私はない。
さあ、きょうも元気に学びに行こう!
(23/5/17)